特許
J-GLOBAL ID:200903078412354731

極低温装置の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-010826
公開番号(公開出願番号):特開2006-200771
出願日: 2005年01月18日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 スリーブ内に大気が侵入することを抑制しつつ簡単に冷凍機のメンテナンス作業を行うことができる極低温装置について、そのメンテナンス作業に適した運転方法を提供する。【解決手段】 大気圧条件下における液体ヘリウム50の沸点未満の過冷却温度となるように、前記液体ヘリウム50を冷凍機9によって冷却する加冷却工程と、前記液体ヘリウム50が前記過冷却温度に冷却された後に、スリーブ5に対して冷凍機9よりも格納容器4側の位置からヘリウムガスを導入可能なガス流生成手段10によって、スリーブ5内に開口部8及び液体ヘリウム50の液面3aヘ向かうパージガス流を生成するガス流生成工程と、前記ガス流生成工程を行っている間に前記冷凍機9を交換する交換工程とを含んでいる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
被冷却体を液体冷媒中に浸漬した状態で格納する格納容器と、この格納容器から前記液体冷媒の液面の上方へ延びて開口するスリーブと、前記開口部を閉塞しつつスリーブ内に着脱自在に挿入されるとともに当該スリーブ内で気化している前記液体冷媒を再凝縮する冷凍機とを備えた極低温装置についての、前記冷凍機の交換作業に適した運転方法であって、 前記液体冷媒が大気圧条件下における当該液体冷媒の沸点未満の過冷却温度となるように、前記液体冷媒を前記冷凍機によって冷却する過冷却工程と、 前記液体冷媒が前記過冷却温度に冷却された状態で、前記スリーブに対して冷凍機よりも格納容器側の位置からパージガスを導入可能なガス流生成手段によって、前記スリーブ内に前記開口部及び液体冷媒の液面へ向かうパージガス流を生成するガス流生成工程と、 前記ガス流生成工程を行っている間に前記冷凍機を交換する交換工程とを含むことを特徴とする極低温装置の運転方法。
IPC (1件):
F25B 9/00
FI (1件):
F25B9/00 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)

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