特許
J-GLOBAL ID:200903078415707406
自動周波数補正装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189497
公開番号(公開出願番号):特開平8-056244
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】 TDMとディジタル変調方式を用いた無線通信システムにおける自動周波数補正装置に関するもので、受信信号に大きな伝送路ひずみが存在するマルチパス・フェージング環境下においても、推定精度を損なうことなく、少ない推定回数で周波数オフセットの推定を行うことができる。【構成】 ベクトル相関部102から出力されるベクトル相関信号107が、あらかじめ設定した相関しきい値を越えたときに、差分ベクトル信号105と既知差分ベクトル信号106から周波数オフセットに基づく位相回転量を推定し、推定を行ったバースト数をカウントした動作カウンタ110の出力が大きくなるにつれて、推定値更新部109で用いる収束係数の大きさを減少させることで、推定精度を損なうことなく、少ない推定回数で周波数オフセットの推定を行う。
請求項(抜粋):
時分割多重方式とディジタル変調方式とを用いた無線通信を行なう際に、受信変調波を非同期直交検波した直交ベースバンド信号から、間隔が受信変調波の1シンボル分の信号の差分をとった差分ベクトルを、1シンボル当たり1つ以上連続的に生成し正規化する差分ベクトル生成部と、正規化した差分ベクトルと既知のTDM用フレーム同期信号の1シンボル間隔での既知差分ベクトルとの間でベクトル系列相関をとりフレーム系列相関信号を生成するベクトル相関部と、推定値更新の収束係数をバーストごとに変化させ、上記の2つの差分ベクトルから受信変調波の中心周波数と受信器の内部信号の周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定部と、推定された周波数オフセットを用いてベースバンド信号の位相回転を行い周波数オフセット補償を行う周波数オフセット補償部とを具備した自動周波数補正装置。
IPC (2件):
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