特許
J-GLOBAL ID:200903078417766230

流体制御弁および当該弁の案内部材組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-015262
公開番号(公開出願番号):特開平5-272647
出願日: 1993年02月02日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【構成】 単一シール型の流体制御弁(100) は案内部材(12)を有し、その案内部材は、ボディ部材(2) のチャンバー(24)の中で固定され、その案内部材の環状の座面(27)上に固定されたシール部材(18)の外側部分が、ボディ部材(2) からチャンバー(24)の中へと突出したショルダー部(26)の環状のシール面(17)に押し当てられて、それとの間での流体の漏れを防止する。【効果】 シール部材(18)の内側露出部分は、ピン部材(31)の拡大ヘッド部(16)と係合され得るのであり、そのピン部材は案内部材(12)によって案内されてそれに対して往復運動でき、その拡大ヘッド部(16)は、片寄せ用ばね(20)によってシール部材(18)に向かって押しやられた場合、すなわち、ボディ部材(2) の入口(6) における流体圧力が上記片寄せの力に打ち勝つに必要な力よりも小さい場合は、シール部材(18)の露出部分を押しつけ、それとの間での流体の漏れを十分に防止する働きをする。
請求項(抜粋):
加圧下の流体の流れを制御するための制御弁(100) であって、ボディ部材(2) を通して入口(6) から出口(8) まで延びているチャンバー(24)を包囲している壁と、壁からチャンバー(24)の中へと延びている環状のショルダー部(26)と、入口の方に向いている環状のシール面(17)と、内側においてボディ部材の中心線の方に向いている環状のシール面と、を有している前記ボディ部材(2) と、案内部材(12)を通して、開放端(9) と貫通した開口(32)を有する閉鎖端(11)との間を延びているチャンバーを包囲している壁と、前記開放端(9) を包囲していて閉鎖端から離れる方に向いている環状の座面(27)と、を有している前記案内部材(12)と、案内部材の座面(27)に固定された流体シール部材(18)と、を含んでおり、前記案内部材(12)は、ボディ部材のチャンバー(24)の中で固定されており、開放端(9) はボディ部材の出口(8) の方に向き、閉鎖端(11)はボディ部材の入口(6) の方に向き、シール部材(18)の環状の外側部分は、ボディ部材の入口の方に向いているが内側においては中心線の方に向いているボディ部材のシール面(17)に押し当たってそれに流体シール性をもって係合し、シール部材(18)の環状の内側部分は、ボディ部材の出口(8) に向いて露出されており、さらに、前記制御弁(100) は、ボディ部材の出口からシール部材の露出した部分の方へと向いているシール部材と係合して得る拡大されたヘッド部(16)を有し、そのヘッド部からほぼ直角方向に出て案内部材のチャンバー(25)と閉鎖端の開口とを通って延びて案内部材の閉鎖端から所定の距離にある自由端において終わっている弁棒(15)を有しているピン部材(31)と、ピン部材(31)をボディ部材の入口(6) の方へと、ヘッド部(16)をシール部材(18)の露出部分に係合,押圧させ、それとの間において、流体がボディ部材の出口(8) からボディ部材の入口(6) へと流れることを防止する働きをする流体シールを十分に確立することとなる所定の片寄せ力で弾力的に片寄せするための手段と、を含んでいる、流体制御弁(100) 。

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