特許
J-GLOBAL ID:200903078423270530

注入装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 加藤 朝道 ,  内田 潔人 ,  三宅 俊男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-522219
公開番号(公開出願番号):特表2007-500561
出願日: 2004年07月23日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】 注入後の注入装置の取り扱いをより容易にかつより安全にすること。【解決手段】 注射器用の注入装置であって、注射器本体、針を備えるカニューレ、ピストンロッドを備えるピストン、注射器本体とピストンをスライドするための注入キャリッジ、および少なくとも1つの操作エレメントを有し、該操作エレメントは注入過程を実行するために前記注入キャリッジを押圧する形式の注入装置。前記操作エレメント(120,220,320)は構成部材と共働し、当該構成部材は注入行程の終了後に針(108,208,308)を、注入キャリッジに付与された復帰行程(H3)によって穿刺個所から引き抜く。ただ1つの方向付けられた線形運動によって、針は所定の深さで穿刺され、医薬が注入され、完全に注入した後、復帰行程が形成される。この復帰行程により、針がケーシングから、およびひいては穿刺個所から引き抜かれる。有利にはさらなる構成部材が設けられており、このさらなる構成部材によって注入行程(H2)の終了後に、復帰行程(H3)が開始するまでの滞留時間(TV)が形成される。この滞留時間の利点は、医薬を注入することにより形成される、皮下組織内の圧力を、針を皮膚から引き出す前に低下できることである。このことにより医薬が針の穿刺カニューレに浸透することがほぼ回避される。有利には容積アダプタ(140)を使用することができ、この容積アダプタにより注入行程(H2)、およびひいては注入行程(H2)の経過中の医薬の量を規定することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
注射器用の注入装置であって、注射器本体、針を備えるカニューレ、ピストンロッドを備えるピストン、注射器本体とピストンをスライドするための注入キャリッジ、および少なくとも1つの操作エレメントを有し、該操作エレメントは注入過程を実行するために前記注入キャリッジに力を作用する形式の注入装置において、 前記操作エレメント(120,220,320)は構成部材(複数)と共働すると共に、 当該構成部材(複数)は注入行程の終了後に針(108,208,308)を、注入キャリッジに付与された復帰行程(H3)によって穿刺個所から引き抜く、ことを特徴とする注入装置。
IPC (1件):
A61M 5/315
FI (1件):
A61M5/315
Fターム (10件):
4C066AA07 ,  4C066BB01 ,  4C066CC01 ,  4C066DD13 ,  4C066EE06 ,  4C066EE14 ,  4C066FF05 ,  4C066GG13 ,  4C066HH04 ,  4C066HH14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • EP1233801
審査官引用 (1件)
  • 特許第6270479号

前のページに戻る