特許
J-GLOBAL ID:200903078423420990

自動車のセンタピラー補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-294466
公開番号(公開出願番号):特開2004-130826
出願日: 2002年10月08日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【目的】車体重量を増加すること無く、センタピラーの上下方向中央部の車室内側方向への変形量を抑制する。【構成】センタピラー20は下側ドアヒンジ取付部20Aの直下とロッカ15の上面15Aとの間が脆弱部62とされている。また、センタピラー20の上部におけるシートベルトアジャスタレール36の上下方向中央部となる位置には、全断面塑性モーメント段差部70が形成されており、上方側の全断面塑性モーメントの値M1が、ルーフサイドレールとの接合部P1における全断面塑性モーメントの値M3と、上下方向中央部P2における全断面塑性モーメントの値M4とを結ぶ全断面塑性モーメント直線Lに対して、低い値に設定されており、下方側の全断面塑性モーメントの値M2が、全断面塑性モーメント直線Lに対して、高い値に設定されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
センタピラーの下側ドアヒンジ取付部直下とロッカ上面との間の範囲が、センタピラーに側方から作用する荷重に対して強度的に他の部位に比べて弱い脆弱部とされ、この脆弱部の上端部での車体前後方向を軸とした全断面塑性モーメントの値をセンタピラーの上下方向中央部における湾曲部の車体前後方向を軸とした全断面塑性モーメントの値より小さくした自動車のセンタピラー補強構造であって、 センタピラーの上部におけるシートベルトアジャスタレールの上下方向中央部となる位置に形成され、前記シートベルトアジャスタレールを除いた前記センタピラーの車両前後方向を軸とした全断面塑性モーメントが不連続となる全断面塑性モーメント段差部を有し、 前記全断面塑性モーメント段差部に対して上方側の全断面塑性モーメントの値が、ルーフサイドレールとの接合部における全断面塑性モーメントの値と、上下方向中央部における全断面塑性モーメントの値とを結ぶ全断面塑性モーメント直線に対して、低い値に設定されており、前記全断面塑性モーメント段差部に対して下方側の全断面塑性モーメントの値が、前記全断面塑性モーメント直線に対して、高い値に設定されていることを特徴とする自動車のセンタピラー補強構造。
IPC (1件):
B62D25/04
FI (1件):
B62D25/04 B
Fターム (6件):
3D003AA05 ,  3D003BB01 ,  3D003CA17 ,  3D003CA34 ,  3D003CA40 ,  3D003DA19

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