特許
J-GLOBAL ID:200903078426486576

人工歯冠および/または橋義歯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸岡 政彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-536309
公開番号(公開出願番号):特表2002-506674
出願日: 1999年03月16日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】 本発明は、少なくとも一つのプレパレーションした残根(10)に適合しうる人工歯冠(28)および/または橋義歯(38)を製造するための方法およびブランクに関する。歯冠(28)および/または橋義歯(38)のためのベースフレーム(14)の陽モデル(46)の3次元的外面と内面(20、22)を走査してディジタル化する。測定データを係数(f)で直線的に拡大する。該係数は焼結収縮を全ての空間的方向に正確に補正する。そのデータはさらに、多孔質セラミックで作られたブランク(48)を加工する少なくとも一つの加工機械の制御電子機器へ送られ、そこから適切な工具経路が導き出される。材料を一時的にディジタル化から切り離し、工具用の制御コマンドによってブランク(48)から切除する。拡大されて完成した形の陽モデル(46、47)ができるまで、材料を切除する。この拡大したベースフレームを緊密に焼結して最終寸法を有するベースフレーム(14)とする。最後に、陶材またはプラスチック製のコーティング材料(24)でエナメル加工することによってベースフレーム(14)を個別化する。拡大係数(f)を規定し、かつ機械的または人的感覚器官によって検出し得る情報コードをセラミック・ブランク、その包装、ラベルまたは取扱説明書に付ける。
請求項(抜粋):
収縮を考慮に入れて、モデルに基づいて、生物学的に適合した材料の全セラミック骨格構造を計算し、これを材料切除によってブランクから製造し、稠密焼結し、個別化のためコーティング材料を塗布して、少なくとも一つのプレパレーションした残根(10)に適合し得る人工義歯(28、38)を製造する方法であって、歯冠(28)および/または橋義歯(38)のための骨格構造(14)の陽モデル(46、47)の3次元的外面と内面(20、22)を走査してディジタル化し、焼結収縮を正確に補正する拡大係数fによってデータを全方向に直線的拡大し、そのデータを多孔質セラミックのブランク(48)を加工する少なくとも一つの加工機械の制御電子機器へ送り、そこから適切な工具経路を導き出し、一時的にディジタル化から切り離し、工具用の制御コマンドを使って、陽モデル(46、47)の拡大した設計形状が得られるまでブランク(48)から材料を切除した後、これを焼結して正確な最終寸法を有する骨格構造(14)とし、その後陶材またはプラスチックのコーティング材(24)で上塗りして個別化することを特徴とする人工義歯(28、38)の製造方法。
IPC (2件):
A61C 13/003 ,  A61C 5/08
FI (2件):
A61C 5/08 ,  A61C 13/00 E
Fターム (1件):
4C059RR15
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公平7-028878

前のページに戻る