特許
J-GLOBAL ID:200903078433845425

スクロール流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210896
公開番号(公開出願番号):特開平5-052189
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 一対の固定スクロール間に揺動スクロールを設けた揺動型スクロール流体機械に於いて、軸シールを用いずにシール寿命を長くすること。【構成】 固定及び揺動スクロール間をシールするシール装置を備えている。シール装置は、外周部の固定スクロール要素の端面に沿って延びて設けられ、揺動スクロール板に接触した摺動シール、あるいは外周部のスクロール要素と揺動スクロール板との間に沿って延びて設けられた可撓性のベローズである。【効果】 固定及び揺動スクロール間のシール装置を備えているので軸シールは不要であり、寿命が比較的長く、信頼性が高い。
請求項(抜粋):
互いに離間して平行に配置され、それぞれ向き合った内面及び反対側の外面を有する一対の固定スクロール板及び各の上記固定スクロール板の内面から内側に延びた固定スクロール要素を有する固定スクロールと、上記一対の固定スクロール板の間に設けられ、上記固定スクロール板に平行な揺動スクロール板及びこの揺動スクロール板の両面から上記固定スクロール板に向かって延びた揺動スクロール要素を有し、上記固定スクロールに対して揺動可能に組み合わされて間に吸入口および吐出口を有するスクロール室を形成する揺動スクロールと、上記固定スクロール板に設けられ、上記スクロール室の上記吐出口に連通した排出口と、上記排出口内に設けられた逆止弁と、上記揺動スクロール板に設けられ、揺動スクロール板の両側の上記スクロール室を連通させる貫通通路と、上記固定スクロールの外部で上記揺動スクロールに連結されて上記揺動スクロールを上記固定スクロールに対して揺動させる駆動装置と、上記固定スクロール及び上記揺動スクロール間に設けられて、この間をシールするシール装置とを備えたスクロール流体機械。

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