特許
J-GLOBAL ID:200903078438650819

ペン先

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-239193
公開番号(公開出願番号):特開平9-058172
出願日: 1995年08月24日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 金属ペンを使用した万年筆のような筆記感が得られ、たっぷりな量のインクをペン先の先端に供給することができ、軽い筆圧で「滑らか」に、「ゆっくり」も「速く」も書ける、紙との抵抗感の少ないペン先を提供する。かつインク流路内に生じたインクの乾燥残渣によるインク出不良の少ないペン先を提供する。【解決手段】 2つのペン部材を向かい合わせに重合し、その後端部を首部筒等に固着してなるペン先の重合面に、ペン部材間に微小隙間を形成する薄膜状の溝と条溝とで構成したインク流路を設ける。ペン先の先端部には、インク流路に連通するスリットを設ける。そして、2つのペン部材の少なくとも非固着部は、ペン先への筆圧により相互にすべり変移をおこすように弾性可能に形成する。
請求項(抜粋):
2つのペン部材を向かい合わせに重合し、後部を首部筒やペン芯等に固着してなるペン先であって、2つのペン部材の一方または両方の内側面の全長に渡ってまたは一部に、ペン部材間に微小間隙を形成する薄膜状の溝と、該薄膜状の溝内に溝に沿っておよび/または溝に連通するように形成した1つまたは複数本の条溝とを設けることにより、ペン先の重合面に先端から後端までの全長に渡って連通したインク流路を設け、ペン先の先端部には、紙に接する接紙部の幅が最も広い接紙部稜線部を横断するインク流路に連通するスリットを設け、2つのペン部材の少なくとも後部以外の非固着部を、筆記時のペン先の先端部への筆圧により相互にすべり変移を起こすように弾性可能に形成したことを特徴とするペン先。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2911754号
  • 特許第2911755号

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