特許
J-GLOBAL ID:200903078441339210

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279843
公開番号(公開出願番号):特開平6-211023
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1994年08月02日
要約:
【要約】【目的】 ロール制御解除後における急激な減衰係数変化を防止して、車両の乗り心地及び操縦安定性を確保することができる車両懸架装置の提供。【構成】 転舵状態検出手段eで検出された検出値が所定のしきい値未満である時は、車両挙動検出手段dからの検出信号に基づいてショックアブソーバcを最適の減衰係数に制御すべくアクチュエータaに切換信号を出力する減衰係数制御部fを有する制御手段gと、制御手段gに設けられ、転舵状態検出手段eで検出された検出値が所定のしきい値以上である時は、所定の間だけその時の各ショックアブソーバcの行程側の減衰係数をそれぞれ高めに変更すべくアクチュエータaに切換信号を出力するロール制御部h、及び、該ロール制御部hによるロール制御解除後のアクチュエータaの駆動速度を所定の間だけ遅くする切換遅延処理部jとを備えている。
請求項(抜粋):
車体と各車輪との間に設けられ、アクチュエータの駆動により作動して減衰係数を変更可能な減衰係数変更手段を有したショックアブソーバと、車両挙動に関する因子を検出する車両挙動検出手段と、車両の転舵状態を検出する転舵状態検出手段と、該転舵状態検出手段で検出された検出値が所定のしきい値未満である時は、車両挙動検出手段からの検出信号に基づいてショックアブソーバを最適の減衰係数に制御すべくアクチュエータに切換信号を出力する減衰係数制御部を有する制御手段と、該制御手段に設けられ、転舵状態検出手段で検出された検出値が所定のしきい値以上である時は、所定の間だけその時の各ショックアブソーバにおける各行程側の減衰係数をそれぞれ高めに変更すべくアクチュエータに切換信号を出力するロール制御部、及び、該ロール制御部によるロール制御解除後のアクチュエータの駆動速度を所定の間だけ遅くする切換遅延処理部と、を備えていることを特徴とする車両懸架装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-193522
  • 特開平2-014908

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