特許
J-GLOBAL ID:200903078442594362

スタンプ用印版の製法およびスタンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-237591
公開番号(公開出願番号):特開平8-072376
出願日: 1994年09月30日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 連続気泡を有するスタンプ材Sの表面に、発熱材をふくむ発熱板T又は熱溶融性インキシートを重ねる。更に所望の記録材不在部分および記録材存在部分により文字・図形等を表した原稿Mに液状物質を浸透させ、印影原稿像Lが鏡像となるように重ねる。スタンプ材を圧縮した状態に保ちながらその原稿に光を照射し、記録材不在部分を透過した光により記録材不在部分と対応する箇所の発熱材の温度を上昇させ、これを記録材不在部分Bに対応する発熱材が発熱させてスタンプ材表面を溶融させ、スタンプ用印版を製造する。【効果】 この製法は工程が簡単で、金型などを必要としないため、高品位のスタンプを迅速に製造できる。特に、原稿に液体シリコーンなどの液状物質を塗布することにより赤外線の透過効率が高め、スタンプ材表面の連続気泡の閉塞が比較的小さなエネルギーで実現できる。
請求項(抜粋):
連続気泡を有してスタンプインキを含浸可能な弾性樹脂製のスタンプ材に、光を当てることにより温度上昇する発熱材を含む発熱板を介して記録材不在部分および記録材存在部分により文字・図形等を表した原稿を重ね合わせ、その原稿に光を照射して、該記録材不在部分を透過した光により該記録材不在部分と対応する箇所の発熱材の温度を上昇させ、この温度上昇した発熱材と対応する箇所のスタンプ材の表面をその熱で熔融して気泡を閉塞させることによりスタンプインキ非滲出部を設けると共に、該記録材存在部分において光を遮蔽して、記録材存在部分と対応する箇所の発熱材の温度上昇を抑え、この温度上昇を抑制した発熱材と対応する箇所のスタンプ材の表面を連続気泡が開通した状態に維持することによりスタンプインキ滲出部とすることを特徴とするスタンプ用印版の製法。
IPC (2件):
B41K 1/50 ,  B41D 7/00

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