特許
J-GLOBAL ID:200903078452596258

電動車両の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226394
公開番号(公開出願番号):特開平8-098314
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 回生制動モードから油圧制動モードに入るときに、ブレーキペダルの急激な沈込み、油激音の発生、ステップ状の急減速によるGショック等が生じるのを抑制する。【構成】 前輪Fr及び/または後輪Rrの回転に伴なって発生する電力を車上バッテリー1に回生する回生制動手段と、ブレーキペダル21の操作量に応じた液圧を発生するマスタシリンダ4からなる液圧発生手段と、前記マスタシリンダ4からなる液圧発生手段が発生する液圧に応じて前輪Fr及び/または後輪Rrの車輪に制動力を与えるホイールシリンダ5(Fr)及びホイールシリンダ5(Rr)からなる液圧制動手段とを具備し、前記回生制動手段による制動動作から液圧制動手段による制動動作への切替えを行うとき、前記回生制動手段による回生を減少した後、液圧制動手段による制動動作へ移行させる。
請求項(抜粋):
車上バッテリーからの電力により車輪を駆動する電気駆動手段と、前記車輪の回転に伴なって前記電気駆動手段が発生する電力を前記車上バッテリーに回生する回生制動手段と、ブレーキペダルの操作量に応じた液圧を発生する液圧発生手段と、前記液圧発生手段が発生する液圧に応じて車輪に制動力を与える液圧制動手段と、前記液圧発生手段から液圧制動手段への液圧に差圧を発生させる差圧発生手段と、前記差圧発生手段の差圧を解除する差圧解除手段と、前記差圧発生手段と前記液圧制動手段との間に挿入され、前記スキッド検出手段により検出されたスリップ率に応じて前記液圧制動手段に与える液圧を調整する液圧調整手段と、前記スキッド検出手段により所定以上のスリップ率が検出されたとき、前記回生制動手段による回生を減少させ、その後前記液圧調整手段を制御して前記差圧発生手段と前記液圧制動手段との間を遮断し、その後前記差圧解除手段により前記液圧発生手段と前記液圧調整手段との間の差圧を解消した後、前記液圧調整手段を制御してスリップ率に応じて前記液圧制動手段に与える液圧を調整する切替制御手段とを具備することを特徴とする電動車両の制動装置。
IPC (2件):
B60L 7/24 ,  B60T 8/58

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