特許
J-GLOBAL ID:200903078463591720

エンジンの動弁機構用カムフォロア装置とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337968
公開番号(公開出願番号):特開平10-176509
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 ローラ10の軸方向端面と、ロッカーアーム3に設けた1対の支持板部7、7とが、線接触するのを防止する。そして、異常摩耗並びに潤滑不良の発生を防止する。【解決手段】 1対の支持板部7、7の内側面を傾斜面14、14とする。ローラ10を支持する軸8の両端部をかしめ広げ、これら両支持板部7、7同士の間隔が縮まった状態で、上記両傾斜面14、14同士を平行にする。この結果、これら両傾斜面14、14とローラ10の軸方向端面とが面接触し、異常摩耗を防止できる。又、これら両傾斜面14、14とローラ10の軸方向端面との隙間が部分的に狭くなる事を防止して、ローラ10の内側への潤滑油の取り込みを円滑に行なえる。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフトに固定されたカムと、このカムに対向して設けられ、このカムの動きを受けて変位する変位部材に間隔を開けて形成した、それぞれの基端部をこの変位部材の本体部分に結合固定した固定端とすると共にそれぞれの先端部を他の部分に拘束されない自由端とした1対の支持板部と、これら1対の支持板部に形成した互いに同心の支持孔に両端部を内嵌し、更にこの両端外周縁部を直径方向外方に塑性変形させる事により上記1対の支持板部同士の間に掛け渡す状態で固定した軸と、この軸の周囲に回転自在に支承された短円筒状のローラとから成るエンジンの動弁機構用カムフォロア装置に於いて、互いに対向する上記1対の支持板部の内側面の少なくとも先端寄り部分に、上記軸の両端外周縁部を直径方向外方に塑性変形させる以前の状態で、上記各支持板部の基端部に向かう程間隔が狭くなる傾斜面を形成する事により、上記軸の両端外周縁部を直径方向外方に塑性変形させる事に伴う上記1対の支持板部の変形に基づき、上記各傾斜面同士を互いにほぼ平行にした事を特徴とするエンジンの動弁機構用カムフォロア装置。
IPC (2件):
F01L 1/18 ,  F01L 1/14
FI (3件):
F01L 1/18 N ,  F01L 1/18 M ,  F01L 1/14 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-108412
  • 特開平1-108412

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