特許
J-GLOBAL ID:200903078470361322

法面緑化工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-286826
公開番号(公開出願番号):特開2000-110167
出願日: 1998年10月08日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 産業廃棄物を再生利用し、周辺景観と調和しうる法面緑化工とする。【解決手段】 法面緑化工法は、法面1に、再生粗骨材、再生木質材、セメントおよび細骨材を含む緑化基礎材を水とともに混合してなる軽量コンクリート24を吹付けて法面1の不陸整正を行なうと同時に、多孔質軽量コンクリート製法面緑化基礎2を造成し、法面緑化基礎2上に、左右方向にのびた2つの開口部4を有する上壁5ならびに前面、左側面および右側面の三方を囲む周壁6よりなるかご7を固定し、開口部4の前縁および左右両側縁に、囲い壁10を組立ててポケット11を形成し、かご7に軽量コンクリート12A を充填して多孔質軽量コンクリート製かご内緑化基礎12を造成して緑化かご13となし、ポケット11内に生育基盤材14A を充填して緑化棚14を形成した後、緑化棚14に木本植物のポット苗15を植栽し、緑化棚14以外の緑化かご13上面に植生シート16を張るものである。
請求項(抜粋):
複数のかごを法面に所定形態に配置するにあたり、あらかじめその配置すべき法面に、建設廃材であるコンクリート殻を粉砕した再生粗骨材、建設廃材である木材端をチップにした再生木質材、セメントおよび細骨材を含む緑化基礎材を水とともに混合してなる軽量コンクリートを吹付けまたはポンプ打設して法面の不陸整正を行なうと同時に、上面が平坦な多孔質軽量コンクリート製法面緑化基礎を造成する工程と、法面緑化基礎上に、左右方向に並列状にのびた複数の開口部を有する上壁ならびに少なくとも前面、左側面および右側面の三方を囲む周壁よりなるかごを固定する工程と、開口部の前縁および左右両側縁に、上端が開口部の後縁レベルとほぼ一致するように囲い壁を組立ててかご内と通じるポケットを形成する工程と、かごに前記同様の軽量コンクリートを充填して多孔質軽量コンクリート製かご内緑化基礎を造成して緑化かごとなす工程と、ポケット内に生育基盤材を充填して緑化棚を形成した後、緑化棚に木本植物の植栽または播種を行なう工程と、緑化棚以外の緑化かご上面に植生シートを張るかまたはかご内緑化基礎上面に種子吹付けを行なう工程とよりなることを特徴とする法面緑化工法。
IPC (2件):
E02D 17/20 103 ,  E02D 17/20 102
FI (2件):
E02D 17/20 103 G ,  E02D 17/20 102 F
Fターム (3件):
2D044DA25 ,  2D044DA33 ,  2D044DB41

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