特許
J-GLOBAL ID:200903078471165101

高強力ポリビニルアルコール系繊維の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-108760
公開番号(公開出願番号):特開平5-287608
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【構成】 粘度平均重合度が6000以上のポリビニルアルコール系重合体をジメチルスルホキシド系溶剤に溶解して乾湿式紡糸するに際し、凝固浴温度を15°C以下にし、かつ吐出するポリビニルアルコール溶液の温度を凝固浴温度より90〜150°C高く、さらに紡糸ドラフトを0.1〜1.0にして紡糸し、これにより均一で微結晶ネットワーク構造のゲル糸を形成させ、そののち湿延伸及び乾熱延伸を行い、ポリビニルアルコール系繊維を得る。【効果】 高強度・高弾性率で耐熱性に優れ、かつ耐ゴム疲労性や耐摩耗性に優れており、ゴム、プラスチック、セメントなどの補強材や、ロープ、漁網、土木シートなどの産業資材に適している。
請求項(抜粋):
粘度平均重合度が6000以上のポリビニルアルコール系重合体がジメチルスルホキシドを60重量%以上含む溶剤に溶解されている溶液をノズルより気体中に吐出し続いて凝固浴中にて固化させる乾湿式紡糸法において、凝固浴温度を15°C以下とし、かつ該吐出溶液の温度を凝固浴温度より90〜150°C高くし、さらに紡糸ドラフト0.1〜1.0で紡糸することを特徴とする高強力ポリビニルアルコール系繊維の製造法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-206128
  • 特開昭61-289112

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