特許
J-GLOBAL ID:200903078478318876

金属水素化物スラリを用いた水素の吸蔵または放出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川北 武長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324375
公開番号(公開出願番号):特開平6-174196
出願日: 1992年12月03日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 温度制御が容易で、金属水素化物の微粒化によるトラブルを回避し、しかも水素の吸蔵・放出速度を任意に制御することができる水素の吸蔵・放出方法を提供する。【構成】 30〜300μmに粉砕したランタンニッケル800gと、これに不活性のシリコンオイル2000gとを混練した、ランタンニッケル30重量%のスラリ2800gをオートクレーブ12に充填し、スラリ循環ライン19によってスラリをオートクレーブ12と熱交換器13との間を循環させて30°Cに調整し、この状態で水素入口11から10atmの水素を導入し、攪拌機15を500〜2000rpmで回転させ、回転数に応じて水素吸蔵速度を制御する。またスラリを80°Cに調節し、オートクレーブ12の気相部18を大気圧まで降圧し、攪拌機15の回転数を500〜2000rpmで回転し、回転数に応じて水素放出速度を制御する。【効果】 水素の吸蔵・放出速度を任意に制御することができる。
請求項(抜粋):
粒状の金属水素化物と該金属水素化物に対して不活性の溶媒とを混練した金属水素化物スラリを用いた水素の吸蔵または放出方法において、前記金属水素化物スラリと水素ガスとを該金属水素化物スラリの攪拌下に接触させ、その攪拌速度に基いて水素の吸蔵または放出速度を制御することを特徴とする金属水素化物スラリを用いた水素の吸蔵または放出方法。
IPC (4件):
F17C 11/00 ,  B01D 53/10 ,  C01B 3/00 ,  C22C 19/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-223002

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