特許
J-GLOBAL ID:200903078485557258

高清浄度圧延鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-002679
公開番号(公開出願番号):特開平11-199982
出願日: 1998年01月08日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 最近のばね用鋼や極細鋼線に要望される高レベルの伸線加工性や疲労特性にも安定して確実に応え得る様な高清浄度圧延鋼材を提供すること。【解決手段】 圧延鋼材の軸心を含む縦断面に観察される非金属系介在物の個数とサイズが、下記の要件を満たす、ばね用あるいは極細鋼線用として優れた疲労特性や伸線加工性を備えた高清浄度圧延鋼材を開示する。(1) 酸化物系介在物のうち、幅方向のサイズが5μm以上のものが、20個/1000mm2 以下、(2) 上記(1)の要件を満たす酸化物系介在物には、15μm以上のものが実質的に存在せず、(3) 10μm以上15μm未満の介在物の存在率が30%以下で且つその硬さがいずれもHv:650未満、(4) 5μm以上10μm未満である酸化物系介在物の存在率が70%以上で且つそのうち80%以上がHv:650未満の硬さを有し、更に(5) 酸化物以外のTi系介在物の幅方向サイズが5μm以下である。
請求項(抜粋):
圧延鋼材の軸心を含む縦断面に観察される非金属系介在物の個数とサイズが、下記の要件を満たすことを特徴とする高清浄度圧延鋼材。(1) 酸化物系介在物のうち、幅方向サイズが5μm以上のものが20個/1000mm2 以下、(2) 上記(1) の要件を満たす酸化物系介在物には、15μm以上のものが実質的に存在しない、(3) 上記(1) の要件を満たす酸化物系介在物のうち、10μm以上15μm未満である介在物の存在率が30%以下であり、且つそれらの硬さがいずれもHv:650未満、(4) 上記(1) の要件を満たす酸化物系介在物のうち、5μm以上10μm未満である介在物の存在率が70%以上であり、且つそのうち80%以上がHv:650未満の硬さを有する介在物である、(5) 酸化物以外のTi系介在物の幅方向サイズが5μm以下である。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/48
FI (3件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/48
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 疲労特性に優れたばね用鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-313554   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭62-130258
  • 特開平2-107746
審査官引用 (4件)
  • 疲労特性に優れたばね用鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-313554   出願人:新日本製鐵株式会社
  • 特開昭62-130258
  • 特開昭62-130258
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