特許

J-GLOBAL ID：200903078485684420

ネマチック液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置

発明者： 竹内 清文 ,  大澤 徳恵 ,  高津 晴義
出願人/特許権者： 大日本インキ化学工業株式会社
代理人 (1件)： 高橋 勝利
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-292376
公開番号（公開出願番号）：特開平11-124578
出願日： 1997年10月24日
公開日（公表日）： 1999年05月11日
要約：

【要約】【課題】 所望の複屈折率の大きさに対して、駆動可能な温度範囲が広く、応答性に優れたネマチック液晶組成物、この液晶組成物を構成材料として用いた、電気光学特性の改善されたTN-LCD、STN-LCD、TFT-LCD等の液晶表示装置を提供する。また、より速い応答性、より低い電圧駆動性、より高い調光層の抵抗値、あるいはより高いコントラスト比等の要求される表示特性の維持向上、メモリー現象の低減、白濁性のより均一な表示、温度変化に対する改善された表示特性、応答特性を達成した光散乱形液晶表示装置を提供する。【解決手段】 液晶組成物が、一般式(I-1)【化1】(R11:C数1〜10の直鎖状アルキル、アルコキシ、X11:F、Cl、CF3、等、Y11、Y12:H、F)の液晶成分Aを含有、-2〜+2の△εを有する化合物からなる液晶成分B:0〜70重量%含有、+2以上の△εを有する化合物からなる液晶成分C:0〜95重量%含有、BとCの総和が5〜99重量%の液晶組成物及びこれを用いた液晶表示装置。

請求項（抜粋）：

液晶組成物が、一般式(I-1)【化1】(式中、R11は炭素原子数1〜10の直鎖状アルキル基又はアルコキシ基を表し、X11はフッ素原子、塩素原子、CF3、OCF3又はCNを表し、Y11、Y12は各々独立的に水素原子又はフッ素原子を表す。)で表される1種又は2種以上の化合物からなる液晶成分Aを含有し、-2〜+2の誘電率異方性を有する化合物からなる液晶成分Bを0〜70重量%含有し、+2以上の誘電率異方性を有する化合物からなる液晶成分Cを0〜95重量%含有し、該液晶成分Bと該液晶成分Cの総和が5〜99重量%であることを特徴とするネマチック液晶組成物。但し、液晶成分Aにおける一般式(I-1)の化合物においてX11がフッ素原子、塩素原子又はCNの場合、Y11及びY12のうち少なくとも一方がフッ素原子である化合物及び/又は液晶成分CにおいてCNを有しない化合物を含有する。

IPC (3件)：

C09K 19/42 ,  C09K 19/24 ,  G02F 1/13 500

FI (3件)：

C09K 19/42 ,  C09K 19/24 ,  G02F 1/13 500