特許
J-GLOBAL ID:200903078492524144

パッド戻し機構付パッドクリップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村上 友一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-202722
公開番号(公開出願番号):特開平8-042608
出願日: 1994年08月03日
公開日(公表日): 1996年02月16日
要約:
【要約】【目的】 部品点数の減少と加工工数を減少させる。【構成】 パッドクリップ42は、インナ側とアウタ側とが連結板48によって連結一体化されている。パッドクリップ42のインナ側とアウタ側とには、サポート22を挟持して装着するための押さえ爪52と、クリップ本体を折り曲げて形成したS字状挟着片54とが形成してあるとともに、S字状挟着片54の先端側にパッド戻し機構56が形成してある。このパッド戻し機構56は、挟着片54の先端側に連設した戻しばね部58と、この戻しばね部58の先端側に設けた、摩擦パッド26、28のアンカ凸部を嵌入させるパッド係合片60、このパッド係合片60の先端に形成した戻し力付与部62とを有している。戻し力付与部62はS字状に形成され、背面がパッド裏金70に接触してロータから離反する戻し力を与えるとともに、先端がディスクロータ24に対面したウエアインジケータ部63をなている。
請求項(抜粋):
キャリパに設けた液圧シリンダに嵌め合うピストンによりディスクロータに圧接させられる摩擦パッドと、この摩擦パッドからの制動力を支承するサポートとの間に装着されるパッドクリップに、前記摩擦パッドを前記ディスクロータから離反させる方向に付勢する戻しばね部を設けたパッド戻し機構付パッドクリップにおいて、前記戻しばね部は、クリップ本体から折り曲げてパッド裏金の前面側に延長し、先端部をパッド裏金側に折曲して裏金縁部に接触させてパッド戻し力を与えるとともに、先端を前記ディスクロータに対面させてウエアインジケータ部としたことを特徴とするパッド戻し機構付パッドクリップ。
IPC (2件):
F16D 65/097 ,  F16D 66/02

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