特許
J-GLOBAL ID:200903078492562615
レーザー照射による毛髪の漂白方法及び該漂白用の装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八木田 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-108829
公開番号(公開出願番号):特開平8-071166
出願日: 1995年05月02日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 毛髪を漂白するのに十分な出力のレーザー光ビームを使用して少なくとも毛髪の一ふさ又は該毛髪のふさの部分を照射し毛髪中のメラミンを分解することによって前記の毛髪の少なくとも一ふさ又は該毛髪のふさの一部を部分的又は完全に漂白する方法及びその実施用の装置。【効果】 本発明の漂白方法は、化学的手段による漂白方法に比べて、毛髪の機械的性質及び物理化学的性質に悪影響を及ぼすことがなく、このようにして漂白された毛髪に対して施される化粧処理は、特にパーマネントウェーブ処理及び他の毛髪処理に関して優れた効果をもたらす。
請求項(抜粋):
毛髪を漂白するのに十分な出力のレーザー光ビームを使用して少なくとも毛髪の一ふさ又は該毛髪のふさの部分を照射することによって前記の毛髪の少なくとも一ふさ又は該毛髪のふさの一部を部分的に又は完全に漂白する方法であって、- 前記の毛髪のふさの一部の領域を、パルスの形態で放出されるレーザー光ビームを使用して照射することによって処理して、毛髪中のメラニンを分解することによって前記領域の毛髪を少なくとも部分的に漂白すること、- 必要ならば、前記レーザー光ビームに対して前記の毛髪のふさを相対運動させることによって、毛髪の別の1つ又はそれ以上の領域を同様の方法で連続して処理して、そのようにして前記の毛髪のふさの部分のすべて全体を処理すること、- 前記の処理を、前記の毛髪のふさの一部分について所望の程度の漂白が得られるまで可能ならば反復すること、- 1パルス当たりにつき0.1〜1.2 J/cm2 のエネルギ密度を送達するのに十分な出力のレーザー光を用いて前記操作を行うこと〔但し、前記エネルギー密度の値は532 nmの波長のレーザー光について示される値であり、使用されるレーザー光が532 nm以外の波長λ(ナノメーターすなわちnmで表わされる)を有する場合にはλ/532 に相当する補正係数が乗じられねばならないものとする〕、及び- 前記の選択されるエネルギー密度は毛髪のケラチン繊維が損傷を受ける閾値以下の値であること(但し、前記閾値は処理すべき毛髪の本来の色が濃ければ濃いほど低いものとする)を特徴とする毛髪の漂白方法。
IPC (3件):
A61N 5/06
, A45D 7/00
, A61K 7/135
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