特許
J-GLOBAL ID:200903078496735441
竹酢液の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
衞藤 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-334522
公開番号(公開出願番号):特開2000-160165
出願日: 1998年11月25日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 竹乾留液含有物質から、食酢に適する高純度の竹酢液、その他の成分を効率良く分離取得する。【解決手段】 竹乾留液から蒸留により竹酢液を製造するに際し、あらかじめ竹乾留液のpHを9〜11のアルカリ性に調整する。次いで、炭酸ガスによる曝気をpHが6.5〜7の中性になるまで行い、疎水性タール分を除去する。第一蒸留工程で、原液の約半分程度まで蒸留濃縮して低沸点物を分留する。蒸留残液のpHを2.5〜3の酸性に調整した後、さらに第二蒸留工程で乾固するまで蒸留する。かくして、酢酸を主成分とする竹酢液留分と蒸留残渣を分離取得する。蒸留残渣は、必要に応じてさらに有機溶媒を添加して、溶媒可溶分を抽出、回収する。
請求項(抜粋):
竹乾留液から蒸留により竹酢液を製造するに際し、あらかじめ竹乾留液のpHを9〜11のアルカリ性に調整した後、炭酸ガスによりpHが6.5〜7の中性になるまで曝気して疎水性タール分を除去し、当初の竹乾留液の約半分程度まで蒸留濃縮して低沸点有機物を留去し、該濃縮液のpHを2.5〜3の酸性に調整した後、さらに蒸留乾固まで蒸留して、酢酸を主成分とする竹酢液留分と蒸留残渣を分離取得することを特徴とする竹酢液の製造方法。
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