特許
J-GLOBAL ID:200903078506201734

掘削スライムの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-104429
公開番号(公開出願番号):特開2000-291368
出願日: 1999年04月12日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】【課題】 作業環境の悪化を招かずにスライムを処理すること【解決手段】 掘削スライムBは、接続管74を経て、スライム処理装置62内の減圧容器64内に導入される。この導入の過程において、減圧容器64の直前に設けられた噴射ノズル94から消泡剤Hが、掘削スライムBに噴射混合される。消泡剤Hを掘削スライムBに噴射混合すると、掘削スライムBに含まれている気泡Fを、消泡剤Hの化学的な作用により消泡させる。消泡剤Hに接触した気泡Fは、消泡して水(液体)になり、残留している気泡Fとくり粉および消泡剤Hとを含んだ掘削スライムBが、減圧容器64内の第1消泡室78内に入る。減圧容器64内に入った気泡Fは、容器64内が減圧されて負圧になっているので、気泡膜の内外での圧力差が大きくなり、気泡膜が物理的に破壊されて、早期に消泡する。
請求項(抜粋):
削孔ビットが装着された内管ロッドと、この内管ロッドを内部に収容する外管とを用い、前記削孔ビットに推力と回転および打撃とを加えながら削孔を掘削し、この削孔を掘削する際に、前記内管ロッドの内部に設けた媒体供給通路から前記削孔ビットに圧縮空気に帯同された気泡からなる冷却媒体を供給するとともに、前記内管ロッドと外管との間に設けたスライム排出通路を介して、前記掘削に伴う掘削スライムを外部に排出し、掘削された前記削孔内に前記外管を挿入する削孔工法における掘削スライムの処理方法において、外部に排出された前記掘削スライムを減圧容器内に収容することを特徴とする掘削スライムの処理方法。

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