特許
J-GLOBAL ID:200903078511146458

輻射式火災感知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-109676
公開番号(公開出願番号):特開平6-325274
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 透光性カバーの汚損に起因する動作不良と、受光素子を含む受光回路の故障とを明確に判別し、透過性カバーの汚損補償及び受光素子の受光感度補償を自動的に行う。【構成】 第1の擬似炎信号を発光する外部LED4L,4Rと、第2の擬似炎信号を発光する内部LED3Lb,3Lr,3Rb,3Rrと、第1の擬似炎信号を受光素子1L,1Rにそれぞれ受光させ火災感知動作を試験する第1の動作試験手段、第2の擬似炎信号を受光素子1L,2L,1R,2Rにそれぞれ受光させて火災感知動作を試験する第2の動作試験手段と、透光性カバーの減光率を算出し、汚損を自動補償し、試験時に受光素子の受光感度を算出し、許容受光感度の劣化を自動補償する手段を含むセンサ制御回路20と、自動補償が限界に達したかまたは限界を越えたことを外部に通報する伝送制御回路21及び信号送受信部22とを備える。
請求項(抜粋):
火炎から放射される輻射光を透過させる透光性カバーと、該透光性カバーの内側に設けられ該透光性カバーからの透過光を受光する受光素子と、該受光素子の検出信号に基づき火災を感知する手段とを有する輻射式火災感知器において、前記透光性カバーの外側に設けられ、第1の動作試験手段の駆動により第1の擬似炎信号を発光し、前記透光性カバーを透過して前記受光素子を照射する第1の試験用発光素子と、前記第1の試験用発光素子を駆動して第1の擬似炎信号を発光させて前記受光素子を照射させる第1の動作試験手段と、前記第1の動作試験手段の試験時に、前記受光素子の検出信号レベルを計測し、該計測値に基づいて前記透光性カバーの減光率を算出する減光率算出手段と、前記減光率の算出値があらかじめ設定された減光率許容範囲の下限値以上であるか否かを判別する汚損程度判別手段と、該汚損程度判別手段の判別結果が肯定の場合に、前記減光率の算出値に応じて、前記受光素子の出力を増幅する増幅器の増幅度を変化させるか、または火災を感知するしきい値を変化させて、前記透光性カバーの汚損を補償する汚損補償手段とを含む汚損の自動補償手段とを備えたことを特徴とする輻射式火災感知器。
IPC (3件):
G08B 17/12 ,  G08B 17/00 ,  G08B 17/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-062796

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