特許
J-GLOBAL ID:200903078514410920

有機性廃棄物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾股 行雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-229329
公開番号(公開出願番号):特開2003-039050
出願日: 2001年07月30日
公開日(公表日): 2003年02月12日
要約:
【要約】【課題】 有機性廃棄物に含まれる嫌気性消化に不適なプラスチック等の有機物も可溶化処理して可溶性有機物に変換することにより嫌気性消化させて効率よくメタンガスを発生させることができ、嫌気性消化に不適なプラスチック等の有機物の焼却設備を必要とせず、ダイオキシンの発生もない有機性廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】 厨芥等の固形有機性廃棄物スラリーとする第一スラリー化工程と、第一スラリー化工程中またはその工程の前後に設けられた、発酵不適物であるプラスチックを分離する発酵不適物分離工程と、プラスチックが除かれた第一スラリー化工程からのスラリーを嫌気性消化処理する嫌気性消化工程と、発酵不適物分離工程で分離されたプラスチックを破砕して水とのスラリーを形成する第二スラリー化工程と、第二スラリー化工程からのスラリーを湿式酸化により部分分解する可溶化工程と、可溶化工程からの可溶化液を嫌気性消化工程へ供給する可溶化液返送工程とを備えてなる有機性廃棄物の処理方法。
請求項(抜粋):
固形有機性廃棄物を水とのスラリーに形成する第一スラリー化工程と、前記第一スラリー化工程中またはその工程の前後に設けられた、発酵不適物であるプラスチックを分離する発酵不適物分離工程と、前記プラスチックの少なくとも一部が除かれた前記第一スラリー化工程からのスラリーを嫌気性消化処理する嫌気性消化工程と、少なくとも前記発酵不適物分離工程で分離された前記プラスチックを破砕して水とのスラリーを形成する第二スラリー化工程と、前記第二スラリー化工程からのスラリーを、処理温度が160〜220°Cで、かつ該スラリーの液相を保持する圧力で、処理時間が15〜60分とする条件で、該スラリーの単位容積当たりの酸素供給量が該スラリー中のプラスチック濃度に対するCODcr換算値と該スラリーのCODcr測定値との合算値の10〜50%に相当する酸素含有ガスを供給して部分分解する可溶化工程と、前記可溶化工程からの可溶化液の少なくとも一部を前記嫌気性消化工程へ供給する可溶化液返送工程と、を備えたことを特徴とする有機性廃棄物の処理方法。
IPC (6件):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B09B 5/00 ,  C02F 11/04 ,  C02F 11/08 ,  C02F 11/12
FI (9件):
C02F 11/04 A ,  C02F 11/08 ,  C02F 11/12 Z ,  B09B 3/00 ZAB C ,  B09B 3/00 Z ,  B09B 3/00 304 P ,  B09B 5/00 P ,  B09B 5/00 L ,  B09B 5/00 Q
Fターム (15件):
4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AA46 ,  4D004CA04 ,  4D004CA07 ,  4D004CA13 ,  4D004CA18 ,  4D004CA39 ,  4D059AA07 ,  4D059AA08 ,  4D059BA11 ,  4D059BC01 ,  4D059BE51 ,  4D059BK11 ,  4D059BK12

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