特許
J-GLOBAL ID:200903078516903427

軟窒化用鋼材、軟窒化部品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021151
公開番号(公開出願番号):特開平10-219393
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】調質処理等を省略しても、引張強度、疲労強度及び曲げ特性に優れる軟窒化部品とその製造方法、並びに母材となる軟窒化用鋼材を提供する。【解決手段】?@ C:0.20〜0.38%未満、Si:0.05〜1.0%、Mn:1.0超〜1.5%、P≦0.05%、S:0.005〜0.10%、Cr≦0.3%、Al≦0.08%、Ti≦0.03%、N:0.008〜0.02%、Ca≦0.005%、Pb≦0.30%、Cu≦0.3%、Ni≦0.3%、Mo≦0.3%、V≦0.2%、Nb≦0.05%、fn1≧180、残部はFeと不純物で、組織がフェライト・パーライトでフェライト分率が10%以上の軟窒化用鋼材。?A更にfn2 ≧15であれば一層良い。?B上記鋼材を母材とし、窒化層をその表層部に形成させた軟窒化部品。?C焼準と調質処理のいずれをも施すことなく軟窒化処理して良い。但し、fn1=221C(%)+99.5Mn(%)+52.5Cr(%)-304Ti(%)+577N(%)+25。fn2=-192C(%)-32.8Mn(%)-25.1Cr(%)+467Ti(%)+726N(%)+122。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.20%以上で0.38%未満、Si:0.05〜1.0%、Mn:1.0%を超え1.5%以下、P:0.05%以下、S:0.005〜0.10%、Cr:0.3%以下、Al:0.08%以下、Ti:0.03%以下、N:0.008〜0.02%、Ca:0.005%以下、Pb:0.30%以下、Cu:0.3%以下、Ni:0.3%以下、Mo:0.3%以下、V:0.2%以下、Nb:0.05%以下、且つ下記?@式で表されるfn1が180以上で、残部はFe及び不可避不純物の化学組成であって、組織が、フェライト及びパーライトからなりそのフェライト分率が10%以上であることを特徴とする軟窒化用鋼材。 fn1=221C(%)+99.5Mn(%)+52.5Cr(%)-304Ti(%)+577N(%)+25・・・・・?@
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (1件)

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