特許
J-GLOBAL ID:200903078519167004
コア・シェル型樹脂粒子
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-219031
公開番号(公開出願番号):特開2007-070621
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】 帯電特性、耐熱保存安定性、および熱特性に優れた粒径が均一である樹脂粒子を提供する。【解決手段】 ポリウレタン樹脂からなる樹脂(a)からなる皮膜状の1層以上のシェル層(P)と樹脂(b)からなる1層のコア層(Q)とで構成されるコア・シェル型の樹脂粒子(D)であって、(P)と(Q)の重量比率が(0.1:99.9)〜(70:30)であり、(b)がポリエステル樹脂(b1)および/または(b1)を構成単位として含有する樹脂(b2)からなる樹脂であり、(b1)がハロゲン化チタン(e1)、チタンジケトンエノレート(e2)、カルボン酸チタン(e3)、カルボン酸チタニル(e4)、カルボン酸チタニル塩(e5)、特定の一般式で表されるチタン含有化合物(e6)および(e7)からなる群より選ばれる少なくとも1種のチタン含有触媒(e)の存在下に形成されてなる重縮合ポリエステル樹脂である樹脂粒子。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ポリウレタン樹脂からなる樹脂(a)からなる皮膜状の1層以上のシェル層(P)と樹脂(b)からなる1層のコア層(Q)とで構成されるコア・シェル型の樹脂粒子(D)であって、(P)と(Q)の重量比率が(0.1:99.9)〜(70:30)であり、(b)がポリエステル樹脂(b1)および/または(b1)を構成単位として含有する樹脂(b2)からなる樹脂であり、(b1)がハロゲン化チタン(e1)、チタンジケトンエノレート(e2)、カルボン酸チタン(e3)、カルボン酸チタニル(e4)、カルボン酸チタニル塩(e5)、下記一般式(I)または(II)で表されるチタン含有化合物(e6)、および下記一般式(III)で表されるチタン含有化合物(e7)からなる群より選ばれる少なくとも1種のチタン含有触媒(e)の存在下に形成されてなる重縮合ポリエステル樹脂であることを特徴とする樹脂粒子。
Ti(-X)m(-OH)n (I)
O=Ti(-X)p(-OR1)q (II)
Ti(-Z)r(-OR2)s (III)
[式(I)および(II)中、Xは炭素数2〜12のモノもしくはポリアルカノールアミンから1個のOH基のHを除いた残基であり、ポリアルカノールアミンの場合、他のOH基が同一のTi原子に直接結合したOH基と分子内で重縮合し環構造を形成していてもよく、他のTi原子に直接結合したOH基と分子間で重縮合し繰り返し構造を形成していてもよい。繰り返し構造を形成する場合の重合度は2〜5である。R1はH、または1〜3個のエーテル結合を含んでいてもよい炭素数1〜8のアルキル基である。mは1〜4の整数、nは0〜3の整数、mとnの和は4である。pは1〜2の整数、qは0〜1の整数、pとqの和は2である。mまたはpが2以上の場合、それぞれのXは同一であっても異なっていてもよい。]
[式(III)中、R2はH、または1〜3個のエーテル結合および/もしくは1〜2個の水酸基を含んでいてもよい炭素数1〜24の炭化水素基である。Zは芳香族モノもしくはポリカルボン酸から1個のカルボキシル基のHを除いた残基であり、ポリカルボン酸の場合、他のカルボキシル基が同一分子内のOR基と分子内で重縮合し環構造を形成していてもよく、または、別の分子のOR基と分子間で重縮合し2〜5個のTi原子を含む構造を形成していてもよい。r=1〜3、s=1〜3であり、rとsの和は4である。]
IPC (3件):
C08J 3/12
, G03G 9/08
, G03G 9/087
FI (3件):
C08J3/12 Z
, G03G9/08 311
, G03G9/08 321
Fターム (18件):
2H005AA01
, 2H005AA11
, 2H005CA01
, 4F070AA13
, 4F070AA32
, 4F070AA47
, 4F070AA53
, 4F070AC45
, 4F070AC50
, 4F070AE04
, 4F070AE14
, 4F070AE27
, 4F070DA42
, 4F070DB03
, 4F070DC02
, 4F070DC12
, 4F070DC13
, 4F070DC14
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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