特許
J-GLOBAL ID:200903078537482162
切削工具
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 中村 朝幸
, 永坂 友康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-334294
公開番号(公開出願番号):特開2008-162009
出願日: 2007年12月26日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】金属窒化物、金属炭化物または金属炭窒化物の層の交互積層した多層構造を備えた薄く密着性で硬質の耐摩耗性被膜で基材が被覆されている被覆切削工具を提供する。【解決手段】前記被膜中で、個々の層の厚さのシーケンスは繰り返し周期を持たず、多層構造全体にわたって基本的に不規則である。被膜の平均化学組成は、AlaTibSicCrd(CeN1-e)であり、前式において0<a<0.5、好ましくは0.05<a<0.4、前式において0.1<b<0.9、好ましくは0.3<b<0.9、前式において0.01<c<0.17、好ましくは0.02<c<0.1、前式において0≦d<0.06であり、a+b+c+d=1であって、0≦e≦1、好ましくは0≦e<0.2である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
薄くて密着性がある硬質の耐摩耗性被膜を備え、焼結超硬合金またはサーメット、セラミック、立方晶窒化ホウ素または高速度鋼の基材を含んでなる切削工具であって、前記被膜が、非繰り返し形態の耐熱化合物の交互の層の層状多層構造、X+Y+X+Y+X...を含んでなり、前記の交互の層XおよびYが、金属窒化物、金属炭化物または金属炭窒化物から構成されており、前記被膜中で、個々の層の厚さのシーケンスが繰り返し周期を持たず、多層構造全体にわたって基本的に不規則である切削工具において、
前記の個々のXまたはYの層の厚さが0.1nmを超えて100nm未満、好ましくは50nm未満、最も好ましくは2〜30nmであり、基本的にランダムに変動することおよび前記多層被膜の全厚さが0.5μm〜20μm、好ましくは1〜10μm、最も好ましくは1〜5μmであり、前記多層構造が、AlaTibSicCrd(CeN1-e)であり、前式において0<a<0.5、好ましくは0.05<a<0.4、前式において0.1<b<0.9、好ましくは0.3<b<0.9、前式において0.01<c<0.17、好ましくは0.02<c<0.1、前式において0≦d<0.06であり、a+b+c+d=1であって、0≦e≦1、好ましくは0≦e<0.2である平均化学組成を有することを特徴とする切削工具。
IPC (2件):
FI (2件):
B23B27/14 A
, C23C14/06 P
Fターム (13件):
3C046FF02
, 3C046FF03
, 3C046FF04
, 3C046FF05
, 3C046FF09
, 3C046FF10
, 3C046FF13
, 4K029BA54
, 4K029BA55
, 4K029BA58
, 4K029BB02
, 4K029BC02
, 4K029BD05
引用特許:
出願人引用 (2件)
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ヨーロッパ公開特許公報EP1690959A
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ヨーロッパ公開特許公報EP1702997A
審査官引用 (4件)
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硬質皮膜被覆部材及びその被覆方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-327474
出願人:日立ツール株式会社
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多層被覆切削工具
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-545590
出願人:サンドビックアクティエボラーグ(プブル)
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被覆硬質工具
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-162151
出願人:住友電気工業株式会社
-
硬質皮膜被覆工具
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-138039
出願人:日立ツール株式会社
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