特許
J-GLOBAL ID:200903078546875207

プラント警報処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-143847
公開番号(公開出願番号):特開平7-012982
出願日: 1993年06月15日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 プラントの警報が連続して発生した場合に、原因警報と、異常事象の進展経路と、予測警報と対応処置を運転員に表示するプラント警報処理装置を提供する。【構成】 警報の属性、発生原因・結果、対応処置、重要度、警報発生条件を警報ごとに記憶し、かつ、警報間の因果関係を記憶した知識データベース6と、警報の発生状態と発生時刻を含む警報状態データを作成する監視手段2と、異常の原因警報と予測警報と対応処置ガイドを決定する診断手段3と、監視手段2の監視結果と診断手段3の診断結果を出力する出力処理手段4と、起動・終了を制御する制御手段5とを備え、監視手段2は制御手段5によって起動して所定の周期でプラントを監視し、診断手段3は監視手段2によって起動して診断処理を行い、出力処理手段4は監視手段2と診断手段3によって起動して表示するように構成した。
請求項(抜粋):
警報の名称と判定条件を含む警報の属性と、警報の発生原因と、警報発生の結果と、警報に対する対応処置と、プラントに対する影響によって評価した警報の重要度と、発生原因に対する警報の発生条件とに関する知識を警報ごとに記憶し、かつ、警報間の因果関係をネットワーク状に展開した知識を記憶した知識データベースと、プラントの警報と制御用信号を取り込んで前記知識データベースによって異常の発生を検知し、警報の発生状態と発生時刻を含む警報状態データを作成する監視手段と、前記警報状態データから異常の進展経路を同定し、異常の原因警報と次に発生する予測警報とその対応処置ガイドを決定する診断手段と、動作すべき機器が動作しない場合の不動作警報と、警報が発生した場合の前記警報進展経路と原因警報と予測警報と対処処置ガイドと、異常が収束した場合の事象収束表示を出力する出力処理手段と、起動および終了のデータをセットする制御手段とを備え、前記監視手段と診断手段と出力処理手段と制御手段はそれぞれ独立に作動するように構成され、前記監視手段は前記制御手段によって起動し、制御手段からの停止命令があるまで所定の周期でプラントの監視処理を実施し、前記診断手段は警報が発生した場合に前記監視手段の命令によって起動し、所定周期で診断処理を行い、前記出力処理手段は警報が発生し或いは異常事象が進展した場合に、前記診断手段の命令によって起動して診断結果を表示し、異常事象が収束する場合と動作すべき機器が動作しない場合には前記監視手段の命令によって作動して監視結果を表示するように構成されていることを特徴とするプラント警報処理装置。
IPC (2件):
G21C 17/00 ,  G21D 3/04

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