特許
J-GLOBAL ID:200903078552869847

弁開度制御装置付き遮熱型ガスエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-209517
公開番号(公開出願番号):特開平6-033785
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1994年02月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、圧縮比を大きくして自己着火の発生を防止した弁開度制御装置付き遮熱型ガスエンジンを提供する。【構成】 この遮熱型ガスエンジンは、排気弁が排気ポートを閉じた後、副室2の燃料入口23に設けた燃料弁5で燃料入口23を吸入行程の途中で開放し且つ圧縮行程で閉鎖し、また燃料弁5の閉鎖後に副室2と主室1を連通する連絡孔30に設けた連絡孔弁4で連絡孔30を爆発上死点前30°〜0°の間で開放し且つ排気行程上死点後30°までに閉鎖する制御を行う。従って、副室2にはガス燃料が多く供給され、吸入空気が主室1内で高圧縮されても副室2に供給されているガス燃料は吸入空気が遮断されており、燃料が自己着火することなく、ノッキングが発生することがない。
請求項(抜粋):
シリンダヘッド側の遮熱構造の副室、該副室とシリンダ側の遮熱構造の主室とを連通する連絡孔、燃料タンクからのナチュラルガスを蓄圧する蓄圧室、該蓄圧室のナチュラルガスを燃料通路を通じて前記副室に供給するため前記副室に形成した燃料入口、前記シリンダヘッドに形成した吸排気ポートに配置した吸排気弁、及び前記燃料入口に配置した燃料弁及び前記連絡孔に配置した連絡孔弁を有し、前記排気弁が前記排気ポートを閉じた後、前記燃料弁で前記燃料入口を吸入行程の途中で開放し且つ圧縮行程で閉鎖し、また前記燃料弁の閉鎖後に前記連絡孔弁で前記連絡孔を爆発上死点前30°〜0°の間で開放し且つ排気行程上死点後30°までに閉鎖する制御を行うことを特徴とする吸入行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程のサイクルで順次繰り返し作動される弁開度制御装置付き遮熱型ガスエンジン。
IPC (5件):
F02B 43/00 ,  F01L 9/04 ,  F02B 19/14 ,  F02D 13/02 ,  F02M 21/02

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