特許
J-GLOBAL ID:200903078560209414

車両用駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277654
公開番号(公開出願番号):特開平9-121404
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の駆動力を発電機を介して電力に変換する時、全てを電力に変換しないで、回転エネルギーを一部、ダイレクトに走行駆動側へ伝達する駆動装置において、さらにその構造を小型、軽量化することを目的とする。【解決手段】 エンジン100からの動力とバッテリ600からの動力を適宜制御して駆動輪700を駆動するT-Sコンバータ1000において、ふたつの回転電機を構成する回転数調整部1200とトルク調整部1400を同心円上に回転可能な2重構造として配置するとともに、電機子1010を永久磁石により構成し、電機子1020を巻線を施すことにより磁気回路を構成することにより、電機子1010の回転子軸にスリップリングを設ける必要がなくなり、シャフト軸を小径化できるとともに、軸方向の長さも最小限とすることができ、装置全体を小型化することが可能となる。
請求項(抜粋):
原動機の出力を入力とし、連結される負荷出力に対し所定の駆動トルク及び回転数を出力制御する車両用駆動装置において、前記車両用駆動装置は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、前記原動機から負荷出力に回転力を伝える相対回転可能な第1及び第2の回転子と、前記ハウジングに固定される固定子とを備えるとともに、前記第2の回転子には、前記第1の回転子と相対的に回転駆動することにより相互電磁作用を行う第1の磁気回路と、前記固定子と相対的に回転駆動することにより相互電磁作用を行う第2の磁気回路とを備えるとともに、前記第1の磁気回路では、この駆動装置の入出力の相対角速度を制御するように回転子間の相対角速度及びトルクを通電制御するとともに、前記第2の磁気回路では、この駆動装置の入出力のトルクを制御するように回転子と固定子間の相対角速度及びトルクを通電制御する制御装置を備え、前記第1の回転子の外周に前記第2の回転子を同心円状に配置し、前記第2の回転子の外周に固定子を配置するとともに、前記第1の回転子に永久磁石を設け、前記第2の回転子に巻き線を施すことにより前記第1の磁気回路を構成し、前記巻線に対しスリップリングを介して前記第2の回転子の巻き線に給電、または受電することを特徴とする車両用駆動装置。
IPC (6件):
B60L 11/14 ,  B60L 11/08 ,  H02J 7/00 ,  H02K 7/10 ,  H02K 16/02 ,  H02K 21/24
FI (6件):
B60L 11/14 ,  B60L 11/08 ,  H02J 7/00 P ,  H02K 7/10 B ,  H02K 16/02 ,  H02K 21/24 M
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 回転電機装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-325206   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開昭49-012518
  • 特開昭54-072808
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審査官引用 (7件)
  • 回転電機装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-325206   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開昭49-012518
  • 特開昭54-072808
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