特許
J-GLOBAL ID:200903078561718665
分散処理プロセッサシステムにおける性能データ処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280234
公開番号(公開出願番号):特開平8-137572
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】分散処理プロセッサシステムにおいて、全プロセッサでの性能評価データの時系列を得るのに、性能評価データ取得以前での各プロセッサの時刻(クロック)合わせを不要とする。【構成】各々非同期に動作するパルス計数カウンタを持つ各プロセッサユニットは、性能評価データと第1のカウンタ値とを同時に記録する。全プロセッサユニットでの性能評価データを時系列に並べる際は、特定のプロセッサユニット1aと他のプロセッサユニット1b〜1nのカウンタ値の差分を求め、この差分で前記記録した第1のカウンタ値を補正し、この補正カウンタ値に従い採取した性能評価データを時系列に並べる。【効果】性能評価データを時系列に並べる際にカウンタ差分を補正するのでクロック合わせハードが不要となる。
請求項(抜粋):
プロセッサと、記憶装置と、クロックパルス発生装置と、その出力パルスを計数する計数回路とから成るプロセッシステムと、前記プロセッサシステムをネットワークへ接続するネットワークアダプタと、前記プロセッサシステムの動作、状況を監視する監視装置とから構成されるプロセッサユニットを複数台有し、前記複数台のプロセッサユニットを接続するネットワークから成る分散処理プロセッサシステムにおける性能データ処理方法であって、前記各監視装置は、自監視装置が属する前記プロセッサユニット内の前記プロセッサに関するデータと前記計数回路の第1のカウンタ値とを、お互いに非同期に記録し、事前に定められた特定のプロセッサユニットは、他の各プロセッサユニットに対しブロードキャストメッセージを送信すると共に、自プロセッサユニットの前記計数回路がカウントした第2のカウンタ値を記録し、他の各プロセッサユニットは、前記ブロードキャストメッセージに応じて、各々独立して動く前記計数回路がカウントした第3のカウンタ値を同一時刻に記録し、前記特定のプロセッサユニットは、第2のカウンタ値をその他のプロセッサユニットに送信し、特定のプロセッサユニットにおける第3のカウンタ値とその他のプロセッサユニットにおける第2のカウンタ値の差分を計算し、各々のユニット内の第1のカウンタ値を前記差分で補正し、この補正したカウンタ値により記録したデータの相対的な時間関係を得ることを特徴とした分散処理プロセッサシステムにおける性能データ処理方法。
IPC (4件):
G06F 1/14
, G06F 15/16 330
, G06F 15/16 370
, G06F 15/16 450
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平4-049435
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特開平1-246617
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特開昭63-191217
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