特許

J-GLOBAL ID：200903078573424640

光サンプリング光波形測定装置

発明者： 高良 秀彦 ,  川西 悟基 ,  都丸 暁 ,  横尾 篤 ,  猿渡 正俊
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 志賀 正武
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-320839
公開番号（公開出願番号）：特開平9-159536
出願日： 1995年12月08日
公開日（公表日）： 1997年06月20日
要約：

【要約】【課題】 構成の簡略化および大幅な低コスト化が実現できる光サンプリング光波形測定装置を提供すること。【解決手段】 有機非線形光学結晶であるAANP(2-アダマンチルアミノ-5-ニトロピリジン)114は、被測定光源101からの被測定光とサンプリング光源103から発生された被測定光よりパルス幅の狭いサンプリング光とを入射し、両光の相互相関信号として和周波数光を発生する。このAANP114は、d31=80pm/Vという高い2次の非線形感受率を有しているため、高効率のタイプ2位相整合の和周波光発生が可能となり、サンプリング値のSN比を従来より大幅に改善することができる。

請求項（抜粋）：

繰り返しを有する被測定光(光周波数νsig )よりパルス幅の狭いサンプリング光パルス列(光周波数νsam )を発生するサンプリング光発生部と、被測定光とサンプリング光を合波する結合部と、被測定光に対してサンプリング光の遅延を掃引する遅延掃引手段と、被測定光信号とサンプリング光の相互相関信号として和周波数光(光周波数νsfg=νsig+νsam )を発生する非線形光学材料と、発生した和周波数光を検出して電気信号に変換する光検出器と、電気信号を処理して被測定光パルス波形を表示する電気処理系を備えた光サンプリング波形測定装置において、前記非線形光学材料として有機非線形光学結晶2-アダマンチルアミノ-5-ニトロピリジン(2-adamantylamino-5-nitropyridine:AANP )を用いることを特徴とする光サンプリング光波形測定装置。

IPC (3件)：

G01J 11/00 ,  H04B 3/46 ,  H04B 10/08

FI (3件)：

G01J 11/00 ,  H04B 3/46 Z ,  H04B 9/00 K

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平3-041329
  
• 非線形光学装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-262425   出願人：日本電信電話株式会社