特許
J-GLOBAL ID:200903078577307614

冷暖房空調設備の動力源をガス燃料に変換する方法、および同設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-058841
公開番号(公開出願番号):特開2000-257983
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 法的規制の対象とされる種類のフロンを熱搬送媒体とし、電気モータで駆動される方式の冷暖房空調設備を改造して、ガス燃料を駆動源として用いることによりエネルギーコストを低減せしめ、併せて当該冷暖房設備全体としての耐用命数を延長する工事を、省資源,低コストで施工する。【解決手段】 室内機1は既設の機器を継続使用する。室外機2は、現行型式(無公害フロンを熱搬送媒体とする)新品とアッセンブリ交換する。または「無公害フロン用圧縮機16mとガス燃料焚きエンジン17gとのペア」を更新する。そして、熱搬送媒体循環系の中には、規制対象フロンまたは無公害フロンを注入する。フロンの種類に応じて固定オリフィス22を設けるなどして流量制御を行ない、室外制御盤27k′を交換もしくは再調整する。
請求項(抜粋):
法的な規制の対象とされる種類のフロンを熱搬送媒体とし、上記規制対象のフロンのガスを圧縮する圧縮機と、上記圧縮機を回転駆動する電気モータと、圧縮されて昇温した規制対象フロンのガスを空気流で冷却して凝縮させる熱交換器と、凝縮した規制対象フロンの液を空気流で加熱して蒸発させる熱交換器とを有し、上記2個の熱交換器の内の片方は室内に設置され、他方の熱交換器は室外に設置され、かつ、該2個の熱交換器は方向制御弁によって凝縮用と蒸発用とに切換使用が可能である冷暖房空調設備を改良して、熱搬送媒体を前記規制対象のフロンと物性を異にする無公害フロンで代替するとともに、ガス燃料を動力源とするエンジンで回転駆動するように改造する方法において、前記規制対象フロンのガスを圧縮する圧縮機、および該圧縮機を回転駆動している電気モータを取り外し、代替使用される無公害フロンガスを圧縮するように設計・製作された圧縮機、および、該圧縮機を回転駆動するように性能特性をマッチングされたガス燃料焚きのエンジンを取り付け、前記規制対象フロンを蒸発・凝縮させる2個の熱交換器は、改造の対象である冷暖房空調設備に元来装着されていた規制対象フロン用の熱交換器を継続使用し、前記圧縮機と熱交換器とを接続して熱搬送媒体循環系を形成している配管の、継手部分を除く本体部分、および上記熱搬送媒体循環系の流路を切り換える方向制御弁は、元来装着されていた規制対象フロン用の部材を組み付けて改造後も継続使用し、上記の配管を組み付けた後、熱搬送媒体循環系の中へ、法的規制を受けない無公害フロンを封入することを特徴とする、冷暖房空調設備の動力源をガス燃料に変換する方法。
IPC (3件):
F25B 27/00 ,  F24F 5/00 ,  F25B 1/00 395
FI (3件):
F25B 27/00 A ,  F24F 5/00 X ,  F25B 1/00 395 Z

前のページに戻る