特許
J-GLOBAL ID:200903078579782832

内燃機関の吸入空気量予測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082743
公開番号(公開出願番号):特開平8-284737
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】可変バルブタイミング機構により吸気弁の作動タイミングが調整されても、その閉弁時の吸入空気量を正確に予測する。【構成】吸気バルブの作動タイミング調整のために可変バルブタイミング機構により変更される吸気側カムシャフトの角度(変位角VTB)を読み込む(101) 。インジェクタ通電時間TAUaの算出時において、スロットル開度TA及びエンジン回転速度NEに基づき定常状態での吸気圧PMTAを求め(102) 、その値に対し現時点での運転状態を加味した補正処理を行い一次遅れ処理値PMCRT を算出する(103,104) 。変位角VTB を用い吸気バルブの閉弁時期を推測し(106) 、その直前まで補正処理を連続して行わせ、スロットルバルブの動作に応じた吸気バルブ閉弁時の予測吸気圧tPMVLVを求め(108) 、TAUa算出時における吸気圧センサの検出値と、予測吸気圧tPMVLVとに基づき吸気閉弁時の吸入空気量相当値として最終予測吸気圧PMFWD を求める(109) 。
請求項(抜粋):
吸気通路を開閉する吸気弁の作動タイミングを調整するための可変バルブタイミング機構を備えた内燃機関に用いられるものであって、前記吸気通路途中のスロットル弁の開度を検出する開度検出手段と、前記内燃機関の回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記吸気通路を通って内燃機関に吸入される実際の空気の量又はその相当値を検出する吸入空気量検出手段と、前記可変バルブタイミング機構により調整される吸気弁の作動タイミングを検出するタイミング検出手段と、前記吸気弁閉弁前の所定時点において、前記開度検出手段によるスロットル開度及び前記回転速度検出手段による機関回転速度に基づき、前記内燃機関が定常状態を維持したと仮定した条件下での吸入空気量又はその相当値を推定する定常吸入空気量推定手段と、前記定常吸入空気量推定手段により推定された吸入空気量又はその相当値に対し、現時点での運転状態を加味した補正処理を行う補正処理手段と、前記タイミング検出手段による吸気弁の作動タイミングに基づき、同吸気弁の閉弁時期を推定する閉弁時期推定手段と、前記補正処理手段による補正処理を、前記所定時点から前記閉弁時期推定手段による推定閉弁時期の直前まで連続して行わせ、前記スロットル弁の動作に応じた前記吸気弁閉弁時の吸入空気量又はその相当値を演算する空気量演算手段と、前記所定時点において前記吸入空気量検出手段にて検出された吸入空気量又はその相当値、及び前記空気量演算手段にて演算された吸入空気量又はその相当値に基づき、前記吸気弁閉弁時の吸入空気量を予測する吸入空気量予測手段とを備えた内燃機関の吸入空気量予測装置。
IPC (5件):
F02D 45/00 366 ,  F02D 45/00 364 ,  F02D 45/00 372 ,  F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (5件):
F02D 45/00 366 E ,  F02D 45/00 364 D ,  F02D 45/00 372 F ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 13/02 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る