特許
J-GLOBAL ID:200903078583015404

粒子検出用カロリーメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂本 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193144
公開番号(公開出願番号):特開平6-034759
出願日: 1992年06月26日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 粒子加速器の粒子衝突実験において素粒子検出用に用いられるカロリーメータの単位ブロックを簡易に構成する。【構成】 中心軸20に沿った方向に略々同一長さの鉛板24を複数枚所定の空隙30を隔てて積層して単位ブロック42を構成する。この単位ブロック42を粒子14,16の衝突位置22から単位角度Δηごとに放射状に配列する。
請求項(抜粋):
シンクロトロンの粒子加速器の粒子・粒子衝突セクションに配置される粒子検出器において、中央の真空ダクトの周囲を取り囲むようにして中心からドリフトチャンバーおよびコイルを配置したその外側に配置され、前記粒子・粒子衝突セクションから飛散する素粒子が当たってシャワー現象を起こさせるための多数の放射線吸収性板材を積層配置し、これら放射線吸収性板材相互の空隙間に検出用液体を充填して電圧を印加し、前記真空ダクト内の粒子衝突位置から放射された素粒子を前記放射線吸収性板材に透過させ、この時前記電圧の印加により前記放射線吸収板材間から得られる電気信号により、この素粒子のエネルギや軌跡等を測定する粒子検出用カロリーメータにおいて、前記放射線吸収性板材の積層体の少くとも一部を、前記粒子の軌道に沿った方向に略々同一長さに形成した複数枚の放射線吸収板材を所定の空隙を隔てて積層して組み合わせた単位ブロックとして構成し、複数の単位ブロックを前記真空ダクト内の素粒子衝突位置を中心とする放射方向に配置してなる粒子検出用カロリーメータ。
IPC (2件):
G01T 1/12 ,  H05H 7/00

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