特許
J-GLOBAL ID:200903078587413951

超音波による金属の材質劣化検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉本 丈夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-060068
公開番号(公開出願番号):特開2001-249118
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 超音波の伝播特性の変化を利用して金属の材質の劣化を簡単且つ高精度で検出できるようにする。【解決手段】 被検査体が新しい時の超音波伝播特性を測定してこれを記録しておくと共に、被検査体に熱時効等が加った後に、前記最初の測定時と同じ条件の下で被検査体の超音波伝播特性を測定し、両測定で得られた受信プローブによる検出信号を対比することにより、両検出信号間の位相差Δtの検出並びに位相差Δtの変化率Δt/T(即ち音速変化率)の演算を行ない、当該位相差の変化率Δt/Tを基準にして被検査体の材質劣化を検出する。
請求項(抜粋):
金属の外表面の所定位置に超音波送信プローブを配設すると共に当該位置より所定距離だけ離れた位置に超音波受信プローブを配設し、前記送信プローブから発信され金属内部を伝播して来た超音波を受信プローブにより検出すると共に受信プローブからの検出信号を記録し、次に、所定時間が経過したあと、前記金属の外表面の前記所定位置に超音波送信プローブを、またこれにより所定距離だけ離れた位置に超音波受信プローブを夫々配設し、前記送信プローブから最初の場合と同じ超音波を発信して金属内部に伝播させると共に、伝播して来た超音波を最初の時と同じ受信条件下で受信プローブにより検出し、当該受信プローブからの検出信号と前記記録した検出信号とを対比して両検出信号間の位相差Δtを検出すると共に当該位相差Δtの変化率Δt/Tを演算し、前記位相差Δtの変化率Δt/T(超音波の音速変化率)に基づいて金属の材質劣化を検知することを特徴とする金属の材質劣化検出方法。
Fターム (11件):
2G047AA07 ,  2G047AB07 ,  2G047BB02 ,  2G047BC02 ,  2G047BC11 ,  2G047CA01 ,  2G047CA02 ,  2G047CB03 ,  2G047GG13 ,  2G047GG27 ,  2G047GG29

前のページに戻る