特許
J-GLOBAL ID:200903078593690460

ヒートポンプ式空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339313
公開番号(公開出願番号):特開平10-185342
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 空気調和機において冬季などの外気温が低い場合にも冷房運転を必要とする場合に消費電力の低減化を図る。【解決手段】 圧縮機1の吸入配管、及び吐出配管を第1二方弁を介して連通する第1バイパス回路、及び室外膨張弁5には室外膨張弁5の入口配管、及び出口配管とを第2二方弁、冷媒タンクT、冷媒搬送ポンプPMを介して連通する第2バイパス回路を備え、外気温Toが所定外気温TL以下の場合は、圧縮機1を停止し、室外膨張弁5を全閉、第1二方弁BV1を開、第2二方弁BV2を開として、冷媒搬送ポンプPMを運転する。これにより、室外熱交換器3にて低外気雰囲気で凝縮して液冷媒が室内ユニットBへ搬送され、室内熱交換器12にて蒸発後、冷媒自身は過熱蒸気となって室外ユニットAへ戻るという圧縮機1の運転を必要としない冷凍サイクルの運転が可能となり、消費電力の大幅低減を実現できる。
請求項(抜粋):
圧縮機と四方弁と室外熱交換器と室外膨張弁と室外送風機とからなる室外ユニットと、室内膨張弁と室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、かつ前記圧縮機,前記四方弁,前記室外熱交換器,前記室外膨張弁,前記室内膨張弁,前記室内熱交換器,前記四方弁,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続してなる冷凍サイクルにおいて、第1二方弁を介して前記圧縮機の吸入配管と吐出配管とを連結する第1バイパス回路と、第2二方弁、冷媒タンク、及び冷媒搬送ポンプを直列に接続して前記室外膨張弁の入口側と出口側とを連結する第2バイパス回路と、前記室外ユニット付近に設置した外気温センサーと、前記圧縮機の運転/停止を行う圧縮機運転制御手段と、前記室外膨張弁の開度制御を行う膨張弁制御手段と、前記第1二方弁、前記第2二方弁の開閉を制御する二方弁制御手段と、前記冷媒搬送ポンプの運転/停止を行うポンプ運転制御手段と、前記冷凍サイクルの運転モードを検出する運転モード手段と、外気温センサーからの出力を温度信号に変換する外気温検出手段と、前記運転モード手段により冷房モードを検出し、かつ外気温センサーにより検出した外気温が所定温度以下の場合に、前記圧縮機を停止し、前記室外膨張弁を全閉、前記第1二方弁を開、前記第2二方弁を開として、前記冷媒搬送ポンプを運転して冷房運転を行うべく、前記圧縮機運転制御手段と前記膨張弁制御手段と前記二方弁制御手段と前記ポンプ運転制御手段とを動作させる第1制御装置とを備えたヒートポンプ式空気調和機。
IPC (2件):
F25B 13/00 ,  F25B 1/00 399
FI (2件):
F25B 13/00 Z ,  F25B 1/00 399 Y

前のページに戻る