特許
J-GLOBAL ID:200903078606746762

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291179
公開番号(公開出願番号):特開平9-133560
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 受信波検知部の電子回路で消費する電力を低減して電池駆動を可能とする。超音波を受信するのに関係のない間のノイズの悪影響もなくす。【解決手段】 順方向計測時には送受波器2は送信を送受波器3は受信を司る。コントロール部7からの第1指令信号を受けて送波器駆動部6が送受波器2を励磁し、超音波が発射される。タイマ11は超音波が送受波器3に到達する直前にON信号を出す。すると受信波検知部電源コントロール部12が受信波検知部4の電源を入れる。受信波を検知すると、その検知信号で電源コントロール部12が受信波検知部4の電源を切る。こうして、受信波検知部4は受信に必要な最小時間だけ作動し、消費電力が低減する。
請求項(抜粋):
流体の流れ中を流れと同方向あるいは斜め方向に超音波の送受をする1対の超音波送受波器(2)(3)と、受信側の送受波器(3又は2)が接続され、受信波を検知する受信波検知部(4)と、第1送信指令信号を入力した時送信側の送受波器(2又は3)を駆動し、その後は受信波検知部(4)よりの受信波検知信号ごとに駆動を行う送波器駆動部(6)と、受信波検知部(4)よりの受信波検知信号を受け、n番目の受信波検知信号を検知して第n受信波検知信号を出力する第1のカウンタ(8)と、第1送信指令信号から第n受信波検知信号までの時間を測定する第2のカウンタ(9)と、交互に送受の切替を行いながら一定のタイミングで第1送信指令信号を出力し、第n受信波検知信号を受けると第2のカウンタ(9)の測定値を読み取り、流速、流量等の演算を行うコントロール部(7)と、コントロール部(7)より第1送信指令信号を入力すると、その時点から超音波の伝搬時間(t1 又はt2 )より短い時間(t1 ′又はt2 ′)後にON信号を出力し、その後は受信波検知部(4)よりの受信波検知信号を入力すると、同時間(t1 ′又はt2 ′)後にON信号を出力するタイマ(11)と、タイマ(11)から入力されたON信号で受信波検知部(4)の電源をONし、受信波検知部(4)よりの受信波検知信号を入力すると同電源をOFFする受信波検知部電源コントロール部(12)とを具備したことを特徴とする超音波流量計。

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