特許
J-GLOBAL ID:200903078611030473

地球観測衛星データのノイズ除去処理方法、ノイズ除去処理プログラム、ノイズ除去処理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋爪 健
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-103966
公開番号(公開出願番号):特開2003-296702
出願日: 2002年04月05日
公開日(公表日): 2003年10月17日
要約:
【要約】【課題】高頻度観測衛星のデータから、空間分解能を保持したまま、また、任意の時間分解能を実現させながら、雲やヘイズの影響を取り除く。【解決手段】処理対象画素の時系列データについて、前後n時期について、局所最大値を抽出するフィルターを作用させる(S101〜S105)。そこで得られた局所最大値群に関数当てはめを行い、画素値を推定する(S107〜S123)。推定値と実際の画素値のずれが、設定したしきい値よりも大きい場合には雲やシステムノイズの影響とみなしてその時期のデータは採用しないようにすることもできる。採用されたデータのみを用いて、再度、局所最大値の算出と関数当てはめを行うことができる。必要であれば、この処理を繰り返し、結果が収束するまで行う。上記の処理を画像全体に対して行うため、雲やシステムノイズの影響が除去されるという作用を有する。
請求項(抜粋):
処理部は、観測対象エリア内の各画素に対応して、衛星による植生の季節変動についての時系列の第1の観測データを記憶した第1の観測データファイルから、画素毎の第1の観測データを読み込むステップと、処理部は、各画素毎に、ある時期又は時点に対応して、該時期又は時点の前後所定期間の局所最大値を抽出することにより時系列の第2の観測データを求め、それを各画素に対応して第2の観測データファイルに記憶するステップと、処理部は、第2の観測データファイルに記憶された第2の観測データを、長期的非周期項及び季節変化項を含む次式の関数を用い、各第1の係数ciを最小二乗法又は他の推定法により決定することでフィッティングし、各第1の係数ciを第1のパラメータファイルに記憶するステップと、【数1】[ ここで、ci:求める第1の係数t:時期又は時間N:周期関数のペア数(この場合sinとcosのペア数)l:周期関数の仮の番号kl:12ヶ月が回帰の整数倍になる数列(例:1,2,3,4,6,12)M:1年間のデータ数(シーン数) ]処理部は、第1の係数ciで定められた前記関数に従い、第2の観測データから雑音データを除去した第1の推定観測データを求め、それを第1の推定観測データファイルに記憶する、又は、出力部に出力若しくは表示するステップとを含む地球観測衛星データのノイズ除去方法。
IPC (3件):
G06T 1/00 285 ,  G01W 1/08 ,  G06T 5/00 300
FI (3件):
G06T 1/00 285 ,  G01W 1/08 P ,  G06T 5/00 300
Fターム (9件):
5B057AA14 ,  5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE02 ,  5B057DC32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 水温図作成方法とシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-093693   出願人:学校法人東海大学, 株式会社アース・ウェザー

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