特許

J-GLOBAL ID：200903078615466039

写真フイルムパトローネ及びその製造方法

発明者： 榎本 雅洋
出願人/特許権者： 富士写真フイルム株式会社
代理人 (1件)： 小林 和憲
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-091606
公開番号（公開出願番号）：特開平6-043590
出願日： 1993年04月19日
公開日（公表日）： 1994年02月18日
要約：

【要約】【目的】 パトローネ本体を薄肉化して軽量化するとともに、コストの安い樹脂製の写真フイルムパトローネを提供するとともに、成形サイクルを短縮した量産性の高い樹脂製の写真フイルムパトローネの製造方法を提供する。【構成】 ケーシング9の内側に、嵌合用突起25,嵌合用リブ26,27をケーシング9の対角線上に位置するように一体に形成した。ケーシング8の内側には、突起25,リブ26,27が嵌合される嵌合用凹部を一体に形成した。【効果】 ケーシングを保管するときには、突起,リブを嵌合用凹部に嵌合させて、仮組付けをして変形に強い構造にする。

請求項（抜粋）：

スプール及びこれに巻きつけた写真フイルムを回転自在に収納するパトローネ本体が、超音波溶着によって互いに固着された2個の樹脂成形部品で構成された写真フイルムパトローネにおいて、前記樹脂成形部品の各々に、超音波溶着時に互いに嵌合して各々の合わせ目からの漏光を防ぐ嵌合部を設ける他、各々の樹脂成形部品を互いに分離自在に仮止めするとともに、前記嵌合部を嵌合させるときのガイドとなる仮止め係合部を設けたことを特徴とする写真フイルムパトローネ。