特許
J-GLOBAL ID:200903078619857504

蓄熱装置の密封方法及び密封構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-042989
公開番号(公開出願番号):特開2006-226636
出願日: 2005年02月18日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 複雑な形状の蓄熱材充填空間や流体通路と、リッドとの間の密封性を高める。【解決手段】 蓄熱装置10の密封方法は、筒状の蓄熱モジュール20に、蓄熱材を充填する蓄熱材充填空間21と、蓄熱材充填空間に伝熱板41を介して隣接し流体を通す流体通路31とを、筒の開放された端面51まで延びるように形成し、その開放端面を平板状のリッド70にて接着剤で密封する方法である。接着剤は磁性粒子を含む。この密封方法は、接着剤をリッドの一方の面72に塗布する工程と、次にリッドのうち接着剤が塗布された面を蓄熱モジュールの開放端面に重ね合わせる工程と、次にリッドの他方の面73に磁性体製治具110をセットする工程と、次に治具に磁力を作用させた状態で、接着剤を固化させることにより、開放端面とリッドとの間を密封しつつ接合する工程とからなる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
筒状の蓄熱モジュールに、蓄熱材を充填する蓄熱材充填空間と、この蓄熱材充填空間に伝熱板を介して隣接し流体を通す流体通路とを、筒の開放された端面まで延びるように形成し、その開放端面を平板状のリッドにて密封する蓄熱装置の密封方法において、 それぞれ非磁性材料からなる前記蓄熱モジュール及び前記リッドを準備する工程と、 次に、前記蓄熱モジュールの開放端面に前記リッドの一方の面を密封しつつ接合するときに、開放端面とリッドとの間を密封するシール材として、磁性を有する成分を含んだ接着剤・ろう等からなるシール材を用いるとともに、前記リッドの他方の面に前記蓄熱モジュールとほぼ同じ断面を有した磁性体製治具をセットする工程と、 次に、この磁性体製治具に磁力を印加することで、この磁力を前記磁性体製治具並びに前記リッドを介して前記シール材に作用させつつ、シール材を固化させる工程とを、 有したことを特徴とする蓄熱装置の密封方法。
IPC (2件):
F28D 20/02 ,  F01N 5/02
FI (2件):
F28D20/00 C ,  F01N5/02 E
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る