特許
J-GLOBAL ID:200903078620184440

ヘリコプタロータ用の環状集合体のピッチ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-052079
公開番号(公開出願番号):特開2000-272595
出願日: 2000年02月23日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 コンパス型の結合機構の数を少なくする。【解決手段】 固定ケーシング1周りに取付けたヘリコプタロータ用環状集合体ピッチ制御装置5が、ケーシング1に対し軸方向に摺動可能に取付けた略スリーブ状可動要素12と、揺動プレートアセンブリ6とを具備し、アセンブリ6が、可動要素12に対しいずれもの方向に揺動すべく可動要素12に同軸に取付けられ、回転しないよう固定された第一環状要素7と、第一環状要素7上をドライブシャフト2と共に回転する第二環状要素9とを有し、更にアセンブリ6及び可動要素12を接合して長手軸Aに沿ってケーシング1に対し移動させるため及び可動要素12に対しアセンブリ6を揺動させるために第一環状要素7と協働する支持作動手段17と、可動要素12がケーシング1に対し回転するのを阻止するために可動要素12とケーシング1との間に配置された多面体結合手段18,20 とを具備する。
請求項(抜粋):
長手軸(A)を備えたドライブシャフト(2)に取付けられ、かつ、前記長手軸(A)と同軸の固定された支持要素(1)により担持されているヘリコプタロータ用の環状集合体のピッチ制御装置(5)であって、前記支持要素(1)に対し軸方向に摺動可能に取付けられ、前記長手軸(A)と同軸の可動要素(12)と、前記長手軸(A)と同軸の揺動プレートアセンブリ(6)とを具備し、前記揺動プレートアセンブリ(6)が、前記長手軸(A)にほぼ垂直な横方向に延びている軸を中心に前記可動要素(12)に対して揺動するように前記可動要素(12)に取付けられ、更に前記揺動プレートアセンブリ(6)が、回転しないように固定された第一環状要素(7)と、前記第一環状要素(7)上を前記ドライブシャフト(2)と共に回転する第二環状要素(9)とを有し、更に前記揺動プレートアセンブリ(6)及び前記可動要素(12)を接合した状態で前記長手軸(A)に沿って前記支持要素(1)に対して移動させるため、及び前記横方向に延びている軸を中心に前記可動要素(12)に対し前記揺動プレートアセンブリ(6)を揺動させるために前記第一環状要素(7)と協働する支持作動手段(17)と、前記可動要素(12)が前記長手軸(A)を中心に前記支持要素(1)に対し回転するのを阻止するための拘束手段(18、20)とを具備する装置(5)において、前記拘束手段が、前記可動要素(12)と前記支持要素(1)との間に配置された多面体の結合手段(18、20)を有することを特徴とする装置。

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