特許
J-GLOBAL ID:200903078625676031

油回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-127106
公開番号(公開出願番号):特開平11-325626
出願日: 1998年05月11日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】0°C近い低温冷水を製造する2種類の蒸発器を組み合わせた冷凍装置について、簡素な構造で、安価で信頼性の高い油回収器を提供する。【解決手段】満液式蒸発器1に通水し、さらにプレート式蒸発器2で0°C付近まで冷却する冷水系統を有し、少なくとも、圧縮機6、凝縮器5、サージドラム3を備えてなる冷凍装置において、冷媒配管20に、油回収器9を設け、満液式蒸発器1の冷媒液と油の混合液をサージドラム3に導き、さらにサージドラム3の油を含む冷媒液を油回収器9に導き、油回収器9で蒸発させた冷媒ガスを圧縮機6の吸込み配管へ戻し、油回収器9で濃縮された油を圧縮機6の油タンクへ戻すようにしたことを特徴とする油回収装置。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、蒸発器、およびこれらを接続する冷媒系統を備えて冷凍サイクルを構成し、蒸発器に通水する冷水系統を有する冷凍装置において、前記蒸発器として満液式蒸発器とプレート式蒸発器を併用して、冷水を前記満液式蒸発器に通水し、さらに前記プレート式蒸発器で0°C付近まで冷却するように構成するとともに、少なくとも、前記プレート式蒸発器の冷媒系統出口からの液,ガス混合冷媒を気液分離させるサージドラムと、分離された冷媒ガスを圧縮機吸込口に導く配管とを備え、前記冷媒系統に、前記凝縮器の熱を加熱源として油の濃縮を行う油回収器を設け、前記満液式蒸発器の冷媒液面付近に設けた第1のタップと、前記サージドラムに設けた第2のタップとを接続する配管を設けて、冷媒液と油の混合液を通し、前記サージドラムの他の位置に設けた第3のタップと前記油回収器とを接続する配管を設けて、前記サージドラムの油を含む冷媒液を前記油回収器に導くとともに、当該油回収器で蒸発させた冷媒ガスを前記圧縮機の吸込み配管へ戻す配管と、当該油回収器で濃縮された油を前記圧縮機の油タンクへ戻す配管とを設けたことを特徴とする油回収装置。
IPC (4件):
F25B 5/00 ,  F24F 5/00 102 ,  F25B 1/00 387 ,  F25B 13/00 351
FI (4件):
F25B 5/00 A ,  F24F 5/00 102 Z ,  F25B 1/00 387 E ,  F25B 13/00 351
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平2-052959
  • 特開平2-052959
  • 特許第2691154号
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