特許
J-GLOBAL ID:200903078626899042

胴差目地交差部の防水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235467
公開番号(公開出願番号):特開平7-062831
出願日: 1993年08月27日
公開日(公表日): 1995年03月07日
要約:
【要約】【目的】 乾式工法で簡単に施工できる胴差目地交差部の防水構造を提供する。【構成】 左右外壁パネル1,1の外壁面材5,5間の縦目地では、両パネルの外壁面材5と外壁下地桟4間に挟んだ両縦目地防水シート6,6を結合させる。下階パネル1Aの上端では、下地桟4と外壁面材5の間に一部を挟んで下地桟上方張出部分4a上に延びる下階横目地防水シート7aを設ける。上階パネル1Bの下端では、下地桟4と外壁面材5の間に上縁を挟んで下地桟下方張出部分4b上に延びる上階横目地防水シート7bを設ける。上下の下地桟4,4の張出部分4b,4a間には胴差防水シート9を貼付ける。この場合に、各防水シートは、上階の縦目地防水シート6の裏側へ、上階横目地防水シート7b、胴差防水シート9、下階横目地防水シート7a、および下階の縦目地防水シート6が順に重ね継がれるようにする。胴差部には胴差外壁材2を設け、胴差外壁材2の上下縁と各パネル1A,1Bの外壁面材5の間の横目地および縦目地に目地仕上げ材13を嵌合させる。
請求項(抜粋):
各々パネルフレームに外壁下地桟を介して外壁面材が張られた2枚の上階外壁パネルおよび2枚の下階外壁パネルが並設され、上下の外壁パネルの外壁面材間に胴差外壁材が設けられる箇所の防水構造であって、上下階の左右に並ぶ外壁パネルの外壁面材間に形成される縦目地には、左右の外壁パネルにおける外壁面材と外壁下地桟の間に一側縁が各々挟み込まれた一対の帯状の縦目地防水シートを互いに他側縁結合状態に設け、下階外壁パネルの上端には外壁下地桟と外壁面材との間に下縁が挟み込まれて外壁下地桟の上方張出部分上に延びる下階横目地防水シートを、側端が下階の縦目地防水シートの表側に重なるように設け、上階外壁パネルの下端には外壁下地桟と外壁面材との間に上縁が挟み込まれて外壁下地桟の下方張出部分上に延びる上階横目地防水シートを、側端が上階の縦目地防水シートの裏側に重なるように設け、前記上階横目地防水シートの裏側に上縁が重なって下縁が下階横目地防水シートの表側に重なる胴差防水シートを設け、この胴差防水シートの表側に重ねて前記胴差外壁材を上下の前記張出部分に取付け、この胴差外壁材の上下縁と各外壁パネルの外壁面材の間に形成される上下2本の横目地および前記各縦目地にゴム状弾性体からなる目地仕上げ材を嵌合させた胴差目地交差部の防水構造。

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