特許
J-GLOBAL ID:200903078627710881

アレーアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-276902
公開番号(公開出願番号):特開平11-122028
出願日: 1997年10月09日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 多数の遅延干渉波が存在する場合にも適用可能なアレーアンテナを少ないアンテナ素子数で実現する。【解決手段】 複数のアンテナ素子101と、第一の分岐手段102と、合成器107と、第二の分岐手段104の出力、基準信号発生装置105の出力、第三の分岐手段108の出力、伝搬環境監視装置109の出力を入力として重み付け手段103を制御する重み制御装置106とから構成されるアレーアンテナであって、伝搬環境監視装置により測定された遅延プロファイルに対し、希望波成分電力と、(アンテナ素子の数-1)シンボル以上の遅延時間を有する遅延成分の電力及び熱雑音の電力の和との比が所要の値以上となるように制御するアンテナ素子数を決定するとともに、各アンテナ素子の重みを、希望波と、(アンテナ素子数-1)シンボル以下の遅延時間を有する干渉波に対し、希望波電力と干渉波電力の比が最大となる重みを有するように設定する。
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子と、各素子アンテナのそれぞれに接続された第一の分岐手段と、各第一の分岐手段の一方の出力にそれぞれ複素重みを課す重み付け手段と、該重み付け手段によって重み付けされた各信号を合成する合成器と、前記各第一の分岐手段の他方の出力をそれぞれ分岐する第二の分岐手段と、該各第二の分岐手段の一方の出力を入力として、当該アンテナ設置環境における到来波の遅延時間分布(遅延プロファイル)を測定する伝搬環境監視装置と、基準信号発生装置と、前記合成器に接続された第三の分岐手段と、前記第二の分岐手段の他方の出力と、前記基準信号発生装置の出力と、前記第三の分岐手段の一方の出力と、前記伝搬環境監視装置の出力とを入力として、前記重み付け手段の重みを制御する重み制御装置とから構成されるアレーアンテナであって、前記伝搬環境監視装置により測定された当該アンテナ設置環境における到来波の遅延時間分布に対し、希望波成分電力と、(アンテナ素子の数-1)シンボル以上の遅延時間を有する遅延成分の電力及び熱雑音の電力の和との比が所要の値以上となるように、制御するアンテナ素子数を決定するとともに、各アンテナ素子の重みは、希望波と、(アンテナ素子数-1)シンボル以下の遅延時間を有する干渉波に対し、希望波電力と干渉波電力の比が最大となる重みを有するように設定したことを特徴とするアレーアンテナ装置。
FI (2件):
H01Q 3/26 Z ,  H01Q 3/26 C
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭54-116868
  • アダプティブアンテナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-338026   出願人:株式会社豊田中央研究所
  • 干渉波抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-019943   出願人:三菱電機株式会社
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