特許
J-GLOBAL ID:200903078634332639

取引処理システムに取引実行依頼を与えるための通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287636
公開番号(公開出願番号):特開平7-121638
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】銀行での振込振替を振込先人からの端末操作によって行うこと(逆振込)が出来ると共に、その際の、振込元人の利益の安全及び暗証番号等の秘密の安全を確実に守る。【構成】ICカード7には振込元人の暗証番号や口座情報が格納されている。振込先人がICカード7をホームユース端末に挿入して、逆振込の要求を入力すると、ゲートウェイセンタ9とICカードとの間で相互認証手続きが実行される。相互認証が成立すると、ICカード7は振込元人の暗証番号や口座情報のアクセス権をゲートウェイセンタ9に対して解錠する。次に、ゲートウェイセン9が、振込元人のホストコンピュータ3に問い合わせて、要求の逆振込が承認できるか否か確認し、承認が確認できると、このホスト3より振込先人の口座情報を受信し、また、ICカードから振込元人の暗証番号や口座情報を読みだし、それらを基に逆振実行の依頼を銀行システム1に送信する。これにより、銀行システム1において資金移動が実行される。
請求項(抜粋):
第一当事者及び第二当事者との間の取引を処理するシステム(1)に対し、前記取引の実行依頼を送信するための通信方式において、第一当事者が所持するICカード(7)と、前記ICカードのためのリーダ/ライタを備えた、前記第一当事者が利用できる端末装置(5)と、前記端末装置と前記取引処理システムとの間に設けられたゲートウェイセンタ(9)と、を備え、前記ICカードは、前記取引実行依頼に必要な前記第二当事者のセキュリティ情報を記憶したエリアと、前記セキュリティ情報のアクセス権の施解錠をコントロールする手段とを有し、前記施解錠コントロール手段は所定手続きによる認証が成立したときのみ前記アクセス権を解錠するようになっており、前記ゲートウェイセンタは、前記ICカードが前記端末装置のリーダ/ライタに結合されている時、前記施解錠コントロール手段に対して前記所定手続きを実行して前記アクセス権を解錠させ、そして、前記第二当事者のセキュリティ情報を前記ICカードより読み込む手段と、前記端末装置からの前記第一当事者の取引実行要求を受けて、要求された取引が前記第二当事者により承認されたか否かを判断する手段と、前記判断手段が承認されたと判断した時、前記読み込み手段からの前記セキュリティ情報を用いて、前記要求された取引の実行依頼を作成して前記取引処理システムに送信する手段と、を有することを特徴とする通信方式。
FI (2件):
G06F 15/30 360 ,  G06F 15/30 M

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