特許
J-GLOBAL ID:200903078637844975

車輪の固定構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉井 剛 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-164126
公開番号(公開出願番号):特開2000-351303
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 2000年12月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡易な構成で容易に設計実現可能となる運搬用台車の車輪の固定構造を提供する。【解決手段】 移動体1の底面部に、底面部の車輪部2に近接させて軸杆3を回動可能に設け、軸杆に車輪部の旋回を阻止する突出係止部を突出付勢に抗して突没可動自在に設け、突出係止部を車輪部と対向状態に位置せしめた際は車輪部をロック状態に係止し、且つロック状態から軸杆を回動させて突出係止部を車輪部から回動退避せしめた際は車輪部がフリー状態となり得るように構成し、突出係止部は車輪部の旋回方向に所定間隔を置いて二体並設し、二体の突出係止部間に車輪部を旋回不能状態に係止し得るように設け、この二体の突出係止部は、これの外側から車輪部が旋回移動して突出係止部間に係止ることを没動することで許容し、且つ突出係止部間に係止している車輪部が係脱して突出係止部の外側に旋回移動することを阻止し得る車輪の固定構造。
請求項(抜粋):
移動体の底面部に水平旋回自在に設けられる車輪部を、この旋回自在なフリー状態と,旋回不能な状態となって移動体が一定方向に直進可能となるロック状態とに切り替え得る車輪の固定構造であって、前記移動体の底面部に前記車輪部に近接させて軸杆を回動可能に設け、この軸杆に車輪部の旋回を阻止する突出係止部を設けて、この突出係止部を前記車輪部と対向状態に位置せしめた際には車輪部を前記ロック状態に係止し、且つこのロック状態から軸杆を回動させて突出係止部を車輪部から回動退避せしめた際には車輪部が前記フリー状態となり得るように構成し、この突出係止部は車輪部の旋回方向に所定間隔を置いて二体並設した構成として、この並設する二体の突出係止部間に車輪部を旋回不能状態に係止し得るように設け、この突出係止部を突出付勢に抗して突没可動自在に設けると共に、この並設する二体の突出係止部は、この二体の突出係止部の外側から車輪部が旋回移動して突出係止部間に係止しようとすることを没動することで許容し、且つこの突出係止部間に係止している車輪部が係脱して突出係止部の外側に旋回移動しようとすることを阻止し得る形状に設定構成したことを特徴とする車輪の固定構造。

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