特許
J-GLOBAL ID:200903078644070128
トルクセンサ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-219053
公開番号(公開出願番号):特開平11-132878
出願日: 1998年08月03日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 励磁用コイルだけで面倒な検出方法を採らずにトルクを検出可能とし、トルクセンサの回路構成を簡単にする。【解決手段】 磁歪材6はトルク検出対象であるシャフトに外嵌されている。励磁用コイル10,10は交流電源11により所定周波数の交流電流が流されることにより磁歪材6に磁束が通る磁気回路を形成する。シャフトにトルクが発生すると磁歪材6の磁気特性が変化して電源側から見たインピーダンスが変化し、電源11と励磁用コイル10とで作られる回路の電力が増減する。各回路における電流と電圧の各信号は乗算器13,14にそれぞれ入力される。乗算器13,14は電力と電圧の実効値の積である有効電力を出力する。処理回路15は乗算器13,14からの出力値を減算処理し、トルクに応じた信号を出力する。
請求項(抜粋):
被検出軸に固定された磁気特性を有する磁性体と、前記磁性体を通る磁束を発生させるためのコイルと、前記コイルに電流を流すための電源と、前記電源と前記コイルとで作られる回路の電力、または前記コイルに流れる交流電流と該コイルに印加される交流電圧との時間的な位相差を検出し、該検出値に基づいてトルクに応じた信号を出力する検出手段とを備えたトルクセンサ。
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