特許

J-GLOBAL ID：200903078645991200

紙基材フェノール樹脂積層板の製造方法

発明者： 熊倉 俊寿 ,  七海 憲 ,  斑目 健 ,  奈良部 嘉行
出願人/特許権者： 日立化成工業株式会社
代理人 (1件)： 若林 邦彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-081608
公開番号（公開出願番号）：特開平7-286053
出願日： 1994年04月20日
公開日（公表日）： 1995年10月31日
要約：

【要約】【目的】紙基材フェノール樹脂積層板を製造する場合において、変性ポリシロキサン共重合物又は変性ポリシロキサンを添加することにより、積層板のはんだ耐熱性を低下させることなく、絶縁抵抗を向上させる。【構成】下塗用フェノール樹脂と上塗り用フェノール樹脂のいずれか一方又は両方に変性ポリシロキサン共重合物又は変性ポリシロキサンを添加する。下塗用フェノール樹脂を、紙基材に含浸させ、乾燥した後、これに上塗り用フェノール樹脂を含浸乾燥してプリプレグを得る。このプリプレグと接着剤付き銅箔を重ねて、加熱加圧成形し銅張積層板を製造する。この紙基材フェノール樹脂積層板は、絶縁抵抗に優れ、はんだ耐熱性も良好であった。

請求項（抜粋）：

紙基材に下処理用フェノール樹脂を含浸させ、乾燥させた後、上塗り用フェノール樹脂を含浸させて乾燥して得られたプリプレグを所定枚数重ねて加熱加圧して積層板を製造する際に、下処理用フェノール樹脂に、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン共重合物、ポリエーテル変性メチルアルキルポリシロキサン共重合物、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン、ポリエステル変性ジメチルポリシロキサンから選ばれる少なくとも1種類以上を配合することを特徴とする紙基材フェノール樹脂積層板の製造方法。

IPC (7件)：

C08J 5/24 CFB ,  B29C 43/20 ,  B32B 27/04 ,  B32B 31/12 ,  B29K 61:04 ,  B29K105:06 ,  B29L 9:00