特許
J-GLOBAL ID:200903078648822477

遠心送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053351
公開番号(公開出願番号):特開平9-242696
出願日: 1996年03月11日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 シュラウドを設けることにより翼と翼間を流れる空気との剥離現象を抑制しつつ、送風機全体としての騒音低減を図る。【解決手段】 シュラウド77の径外方側近傍に、遠心式多翼ファン72から径外方に向けて吹き出した空気のうち、吸入口75側のケーシング74の内壁74bに沿うように径外方から回転軸に向けて流れる空気を、モータ73側に向けて偏向させる偏向壁面78aを有するベルマウスリング78を形成する。これにより、シュラウド77とケーシング74との隙間77cから吸入口75へ空気が逆流することが抑制される。したがって、吸入口75から吸入された空気と逆流する空気との干渉、および隙間77cを逆流する際に発生する流れの乱れにより発生する騒音の低減を図ることができる。
請求項(抜粋):
回転軸周りに多数枚の翼(71)を有し、前記回転軸方向から吸入した空気を径外方に向けて吹き出す遠心式多翼ファン(72)と、前記遠心式多翼ファン(72)を収納するとともに前記遠心式多翼ファン(72)から吹き出した空気が流れる空気流路(74a)を構成し、前記遠心式多翼ファン(72)の回転軸周りに渦巻き状に形成されたケーシング(74)と、前記ケーシング(74)に形成され、前記回転軸方向一端側に開口する吸入口(75)と、前記回転軸方向他端側に配置され、前記遠心式多翼ファン(72)を回転駆動する駆動手段(73)と、前記多数枚の翼(71)のうち前記吸入口(75)側の端部(71a)に形成され、前記回転軸方向の断面形状が前記吸入口(75)から径外方に向けて偏向する空気流れに沿うような形状を有する環状のシュラウド(77)とを有し、前記シュラウド(77)の径外方側近傍には、前記遠心式多翼ファン(72)から径外方に向けて吹き出した空気のうち、前記吸入口(75)側のケーシング(74)の内壁(74b)に沿うように径外方から前記回転軸に向けて流れる空気を、前記駆動手段(73)側に向けて偏向させる偏向壁面(78a)を有するベルマウスリング(78)が形成されていることを特徴とする遠心送風機。
FI (2件):
F04D 29/44 P ,  F04D 29/44 X
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-350399
  • 特開平4-350399
  • 特開平4-350399

前のページに戻る