特許
J-GLOBAL ID:200903078654150430

可変ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308184
公開番号(公開出願番号):特開平7-158679
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 広範囲で発生トルクを調整することができ、しかも構造が単純な可変ダンパーを提供すること。【構成】 可変ダンパー1は、底面22に設けた周状凹凸24と、円板7に設けられた周状凹凸74等を備えている。調整用ビス81を締めると、調整軸6は下方に移動し、任意の位置に位置決めされる。従って、円板7は、周状凹凸24に接近した位置に位置決めされる。この状態で、第1の回転軸4を回転させると、調整軸6、円板7、第2の回転軸5も一体となって回転する。このとき、底面22に設けた周状凹凸24と円板7に設けた周状凹凸74との間隙は調整用ビス81を締めたことにより狭められているため、この間隙に存在する粘性流体の剪断抵抗が大きくなり、それに応じて発生トルクも増加する。従って、調整用ビス81により発生トルクを可変しうる。
請求項(抜粋):
上下端面を有する略円筒状に形成され、内部に粘性流体が充填された筒状本体と、上記筒状本体の内部端面に設けられ、該筒状本体の軸を中心とする第1の周状凹凸と、上記筒状本体の内部に配置され、該筒状本体の軸を中心として該筒状本体に対し相対回転可能な円板と、上記円板上であって第1の周状凹凸と対向する側に設けられ、上記第1の周状凹凸と重合可能な第2の周状凹凸と、上記筒状本体に設けた上記第1の周状凹凸に対して上記円板に設けた上記第2の周状凹凸を相対的に接近離間させ、両者の間隙を調整する調整機構と、を備えたことを特徴とする可変ダンパー。

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